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タバコのボックスとは?ソフトとの違いは何?見分け方やかっこいい出し方を解説!

タバコには、ボックスとソフトの2つのパッケージ形態があります。
しかし、タバコを購入する際は味や銘柄を基準にすることが一般的なため、パッケージ形態を意識していない方は多いかもしれません。

本記事では、タバコのボックスとは何か、ソフトとの違いや見分け方について解説します。それぞれの特徴やタバコのかっこいい出し方も紹介しますのでぜひご覧ください。

タバコの「ボックス」とは?

ボックスとは、タバコのパッケージ形態のひとつです。
タバコには大きく分けてボックスタイプとソフトタイプがあり、銘柄によってはどちらのパッケージも販売されていたり、一方のみを販売していたりと状況は異なります。
基本的にこれらはパッケージ形態のみの違いであり、銘柄が同じ場合は中身も同じです。

ここでは、ボックスとソフトについての理解を深めるため、それぞれの値段や本数、そもそもなぜ異なる形態のパッケージが存在しているのかについて見ていきましょう。

「ボックス」と「ソフト」値段は同じ

タバコのボックスとソフトは、基本的に同じ銘柄であれば価格に違いはありません。

たとえば、紙巻タバコとして人気の高いラッキー・ストライクの中でも王道といえる「ラッキー・ストライク・FK」(ソフトタイプ)は1箱税込みで600円ですが、同銘柄のボックスタイプにあたる「ラッキー・ストライク・ボックス」も同じ値段で購入できます。

「ボックス」と「ソフト」入っている本数も同じ

タバコのボックスとソフトは、基本的に同じ銘柄であれば入っているタバコの本数に違いはありません。

たとえば、前述のラッキー・ストライクの場合、ボックスタイプとソフトタイプはいずれも20本入りとなっており、どちらのパッケージを選んでも本数は同じです。

なぜ「ボックス」と「ソフト」があるの?

かつてタバコの包装には、すべてソフトタイプが採用されていました。
そんな中でパッケージ形態に変化をもたらしたのが「マールボロ」のリニューアルです。

当初、マールボロは女性向けのタバコとして展開されていましたが、販売は伸び悩んでいました。その状況を打破するために新たに登場したのが、フィルター付きタバコとして生まれ変わったマールボロです。
パッケージには力強さを象徴するようなカウボーイを描き、中のタバコがつぶれない頑丈なボックスタイプの形態に変更するなど、大胆なリブランディングを実施。
その結果、男性を中心に人気が広がり、噛みタバコ(無煙タバコの一種)から乗り換えるユーザーも増えて売上アップにつながりました。

これを契機に他のメーカーも次々とボックスタイプを導入し始めたことで、現在ではボックスとソフトの2種類が一般的な選択肢として定着したのです。

タバコの「ボックス」と「ソフト」3つの違い

値段や本数に違いはないタバコのボックスとソフトですが、以下のような3つの違いがあります。

ボックス

ソフト

見た目

しっかりとした紙箱

柔らかな紙包み

香り・味

(密閉性が高く)香りや味を維持しやすい

(密閉性が低く)香りや味が劣化しやすい

開け方

フィルムを剥がしてフタを開ける

フィルムを剥がして上部の紙をめくる

見た目や開け方に加えて香り・味にもわずかな違いが生じるため、どちらを選ぶかは喫煙者次第です。
自分に合ったタバコを選択できるよう、主な3つの違いを比較しながらさらに詳しく見ていきましょう。

見た目の違い

ボックスは直線的でシャープな印象を与える紙箱である一方、ソフトは紙で包んだような柔らかさが感じられる形態となっており、それぞれ見た目が異なります。
デザインなどは統一されていることが多いため、銘柄によってはパッと見ただけではすぐに判別することは難しいかもしれません。
特にタバコ初心者や普段とは違う銘柄を選ぶ際は、ボックスとソフトを間違えないように意識しましょう。

香りと味の違い

先述したようにボックスとソフトの中身はどちらも同じため、基本的に開封前のタバコにおいて香りや味に違いはありません。
しかし、開封後はパッケージの密閉度が異なるため、人によっては「香りや味が違う」と感じることがあります。
一般的にフタのあるボックスタイプのほうが、ソフトタイプよりも元の香りや味を維持しやすいでしょう。

また、製品によってはそれぞれを異なる工場で製造している場合もあるため、環境の違いによって差が出ることも考えられます。

開け方の違い

パッケージの造りが異なるため、ボックスとソフトでは開け方にも違いがあります。
「フタを開ける」のか、それとも「上部の紙をめくる」のかが大きな違いです。

詳しい開け方は後述しますが、ボックスはフタを上に押し上げることでパカッと開くようになっています。一方ソフトはフタがついていないため、上部の紙をめくってタバコを取り出す仕様です。
見た目は似ていても開け方には大きな差があり、開封時の感覚も異なります。

タバコの「ボックス」と「ソフト」の見分け方は?

繰り返しになりますが、タバコのボックスは紙箱、ソフトは紙で包んだような形態となっており見た目に違いがあります。しかし、遠目からでは見分けづらいこともあるでしょう。

それぞれを見分ける際は、「角」や「上部」に注目してください。
ボックスタイプは角張っているのが特徴で、タバコを正面から見たときにフタの境界線があります。

一方、ソフトタイプは角に丸みを帯びており、パッケージの上部にインナーフォイル(包み紙)が見えています。インナーフォイルは以前は銀色が主流でしたが、近年では白色などほかの色も増えているため、色だけでは判断しないよう注意してください。

「ボックス」のメリット・デメリット

ボックスタイプは、見た目の印象や丈夫さから選ぶ方が多い一方で、好みが分かれる部分もあります。
実際に選ぶ前に、ボックスのメリットとデメリットをチェックしておきましょう。

メリット

ボックスは、硬めの紙箱によってタバコがつぶれにくく、バッグやポケットに入れて持ち運んでも、中身を保護できることがメリットのひとつです。
フィルター部分が変形して吸いにくくなったり、葉が偏って燃焼が不均一になったりすることがないため、喫煙時の満足感が保てるでしょう。

さらに、フタが付いていることもボックスならではのメリットです。
フタがあることで開封後にタバコが直接外気に触れるのを防げるため、香りや味が劣化しにくいと考えられます。
タバコ葉もこぼれにくく、バッグやポケットの中がタバコ葉で散らかって汚れる心配もありません。

デメリット

ボックスの頑丈な造りはタバコの型崩れを防げるメリットがある反面、ポケットに入れるとゴツゴツとした感触があり、人によってはデメリットと捉えられることがあります。
大人の握力であれば問題なく握りつぶせますが、硬く丈夫なケースはソフトに比べると捨てるときに箱をつぶしにくく、かさばる傾向にある点も押さえておきましょう。

また、フタが付いているため喫煙時に毎回開閉の動作が必要となることもデメリットといえます。

このようにボックスはしっかりとした造りであるがゆえに、日常的な使い勝手で少し不便を感じる場面が出てくるかもしれません。

「ソフト」のメリット・デメリット

握った時のフィット感や携帯性の高さから人気があるソフトタイプには、ボックスタイプとは異なる特徴があります。

ここでは、ソフトならではのメリット・デメリットを押さえましょう。

メリット

ソフトの最大のメリットは、携帯性の高さです。
紙で包んだ柔らかなパッケージはソフトタイプと呼ぶに相応しく、ポケットに入れてもゴツゴツしないため違和感なく持ち運べます。シャツやスーツのポケットに入れてもシルエットを拾いにくいでしょう。

さらに、軽く握りつぶすだけでコンパクトになる点も魅力です。
ボックスよりも柔軟に形を変えられるため、中の本数が減った際は中身に合わせてパッケージサイズを小さくできます。
これにより省スペース化が可能となり、持ち運びに便利なだけでなく1箱すべて吸い終わった後すぐに捨てられない場合でも、バッグやポケットに空箱を忍ばせておきやすくなります。

デメリット

形を簡単に変えやすい反面、中のタバコにまで影響を及ぼしやすい点がデメリットといえます。
ボックスのようにしっかりと中身を保護することが難しいため、バッグやポケットに入れて持ち運ぶと他の物と干渉してタバコがつぶれる可能性があります。タバコが折れたり、シガレットペーパー(巻紙)が破れたりすると、そのタバコは吸えないため無駄になることもあるでしょう。

また、フタが付いていないことでタバコ葉がこぼれやすい、香りや味が劣化しやすいなどの欠点もあります。
タバコの劣化を防ぐためにも、開封後はタバコが外気に触れないよう注意してください。

タバコの開け方・かっこいい出し方をマスターしよう

タバコを取り出して火をつける所作は、喫煙者の印象を大きく左右する要素です。

スマートにタバコを取り扱うため、ここではボックスとソフトそれぞれのタバコの開け方&かっこいい出し方を解説します。

「ボックス」の開け方・かっこいい出し方

基本的な開け方は次の通りです。

1.開封テープを回してフィルムを剥がす
2.フタを上に押し上げて開ける
3.インナーフォイルをつまんでミシン目に沿って取り除く

インナーフォイルは、切り取らずに折り目部分をめくって開いたり、前面は残して上部のみを取り除いたりすることも可能なため、使い勝手や好みに応じて対処してください。

タバコのかっこいい出し方は、指を使わずに口だけでタバコを取り出す方法です。
片手でフタを開けて口でタバコをくわえてサッと取り出せば、無駄のない動作でスマートな印象を与えられるでしょう。
ただし、この方法は使用しないタバコにも唾液が付着して劣化を招くおそれがあります。開け口が大きいボックスならではの出し方ですが、念のため注意してください。

「ソフト」の開け方・かっこいい出し方

基本的な開け方は次の通りです。

1.開封テープを回してフィルムを剥がす
2.上部にあるインナーフォイルを半分めくる

上部のインナーフォイルはすべてめくらずに、左右どちらか片側のみ(半分程度)の開封にしておくのがポイントです。完全にめくるとタバコが劣化しやすくなるため注意してください。

タバコのかっこいい出し方は、タバコの箱を軽くトントン叩いたり、振ったりしてタバコを取り出す方法です。
タバコが取り出しやすいように、あらかじめタバコを1本ほど抜いて隙間を作っておくと良いでしょう。
ただし、初めて実践する場合は、力加減がわからずタバコが何本も飛び出してしまうことがあるため何度か練習しておくことをおすすめします。

タバコの「ボックス」と「ソフト」両方ある銘柄は?

タバコはすべての銘柄でボックスとソフトの両方を販売しているわけではありません。
ここでは、ボックスとソフトの両方が選べる代表的な銘柄を以下の通り3つ紹介します。

メビウス
マールボロ
セブンスター

メビウス

メビウスは、日本たばこ産業(JT)が製造・販売する代表的な銘柄のひとつです。

メビウス(オリジナル)をはじめ、メビウス・リッチやメビウス・スーパーライトなど複数の銘柄においてボックスとソフトの両タイプが展開されています。
タール量も1〜12mgまであり選択肢が広いため、味とパッケージ形態の両方で自分の好みに合った製品を見つけやすいでしょう。

マールボロ

マールボロは、フィリップ モリス ジャパンが販売する世界的にも高い人気を誇る銘柄です。

ボックスタイプのタバコを中心としていますが、マールボロの中でも代表的な銘柄、通称「赤マル」と呼ばれるレギュラー系タバコにはボックスとソフトの両タイプがあります。
タール量は12mgでタバコ本来の味わいをしっかりと感じられるため、多くの愛煙家からも支持されている製品です。

セブンスター

セブンスターはMEVIUS同様、日本たばこ産業が製造・販売する主力銘柄のひとつです。

レギュラー系とメンソール系タバコを展開しており、その中でもタールを14mg含有したセブンスター(オリジナル)にのみ、ボックスとソフトの両タイプが存在します。
片方のパッケージ形態しか試したことがないセブンスターユーザーは、ぜひオリジナルでボックスとソフトの違いを体験してみてはいかがでしょうか。

まとめ

タバコのボックスとはパッケージ形態のひとつで、紙箱であることが特徴です。
ソフトと比べて頑丈なためタバコがつぶれにくいのがメリットですが、ポケットに入れるとゴツゴツとした感触があるなどのデメリットもあります。

パッケージでタバコを選ぶ際は、利点と欠点をどちらも理解しておきましょう。
MEVIUSやマールボロなど、一部の銘柄においてはボックスとソフトの両タイプを展開しているため、一度使い勝手などを比べてみるのもおすすめです。
著者プロフィール

Necomaki
人材業界出身のフリーライター。
得意分野である求人・HR領域から、漢方薬やピルなどの健康・美容関連、暮らしにまつわる記事まで幅広く執筆。
ライティングで心掛けていることは読者の「知らない・知っている」が「理解している」に変わるよう ことばを紡ぐ こと。
20 歳未満の者の喫煙は、法律で禁じられています。
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