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加熱式タバコの種類や最新機種・2025年の新作銘柄を紹介!IQOS・glo・Ploom人気はどれ?
本記事では、加熱式タバコの基本的な特徴を解説したうえで、主なデバイスや人気銘柄などを詳しく紹介します。加熱式タバコを選ぶ際のポイントや安い銘柄などの気になる情報も網羅していますので、ぜひ最後までご覧ください。
加熱式タバコとは
新型タバコや次世代型タバコとして捉えられており、タバコを吸わない方でもIQOS(アイコス)やglo(グロー)といった名称なら耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
加熱式タバコは基本的に、タバコ葉を使用した専用のスティックまたはカプセルと加熱用のデバイス本体がセットです。
紙タバコを使用する際ライターやマッチなどの「火」が必要であるように、加熱式タバコを使用するにはデバイスの「電気」が必要です。
バッテリーの充電が切れると使用できなくなる弱点はありますが、タバコ葉を火で燃やさないため「灰が出ない」「タバコのにおいが抑えられる」などのうれしい特徴があります。
加熱式タバコと紙タバコの違い
タバコ葉を火で燃やして使用する紙タバコに対し、タバコ葉を火で燃やさずに電気の力で加熱して使用するのが加熱式タバコです。
タバコ葉を燃焼させない加熱式タバコは、紙タバコと比較して「やけどや火災のリスクが少ない」「発生する有害性成分が少ない」などの特徴があります。
また、「改正健康増進法」が2020年4月より全面的に施行されたことで、喫煙場所にも違いがあります。
原則どちらも室内禁煙・喫煙専用室や喫煙可能室での喫煙が基本ですが、一部の施設においては加熱式タバコのみ喫煙可能なスペースが設けられていることもあるなど、紙タバコとは区別されています。
加熱式タバコと電子タバコの違い
電子タバコは、タバコ葉の代わりにフレーバーと呼ばれる味や香りが付いた専用のリキッドを使用する喫煙具です。電気で熱を加える点は共通していますが、熱を加える対象が「タバコ葉」or「リキッド」で異なります。
さらに、タバコ葉使用の有無によって以下の2点も違いといえるでしょう。
・ニコチンの含有
加熱式タバコに使用するタバコ葉にはニコチンが含まれていますが、電子タバコはタバコ葉不使用のため、ニコチンが含まれていません。
※海外ではニコチンを含む電子タバコが普及していますが、日本では医薬品医療機器等法により販売が規制されています。
・タバコ税の有無
課税されるのは当然タバコ製品のみで、たばこ事業法により「タバコ製品=原料にタバコ葉を使用している製品」とされています。
このことから、電子タバコは「タバコ類似品」、加熱式タバコは「タバコ製品」に位置づけられるため、課税の有無が異なります。
参考:厚生労働省「喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書(2016年)」P317、P318
加熱式タバコの種類【構造の違い】
どちらの仕組みで加熱するかによって、タバコの吸いごたえやにおいなどにも違いがあるため、それぞれの特徴を確認していきましょう。
高温加熱式
主に、IQOS(アイコス)やglo(グロー)、現行のPloom(プルーム)シリーズなどで幅広く採用されています。
加熱温度は、たとえば
IQOSシリーズなら300℃以上(非公開)
gloシリーズなら通常モードで約240〜250℃
など、メーカーや使用するデバイスによって多少異なるものの、200℃以上の高温であることが特徴です。
タバコ葉を高温で加熱するため、しっかりとした喫味や独特のにおいを感じられるものが多く、紙タバコに近い吸いごたえを得たい方に向いています。
低温加熱式
「専用のリキッドに熱を加える」という点においては、電子タバコに近い仕組みと考えられるでしょう。
低温加熱式の主な製品には、日本たばこ産業から販売されているウィズ(with)シリーズや、ウィズの前身にあたるプルームテックなどが挙げられます。
加熱温度は、たとえば
ウィズ2ならノーマルモードで約40℃
プルームテックなら約30℃
と多少異なるものの、主に30〜40℃の低温であることが特徴です。
高温加熱式と比較すると吸いごたえにパンチがなく、物足りないと感じる方もいるかもしれません。
しかしその分においの発生が抑えられるため、吸いごたえよりもにおいの発生を抑えたい方に向いてるでしょう。
加熱式タバコの種類【形状の違い】
メーカーなどによって違いはあるものの、大きく分けて喫煙時のスタイルが異なる以下2つのタイプがあります。
・バッテリーと加熱部分の一体型
・ペン型ホルダーと充電器がセット(取り外し型)
それぞれの特徴を確認してみましょう。
バッテリーと加熱部分の一体型
たとえば、IQOS(アイコス)の「IQOSイルマiワン」や「IQOSイルマワン」、glo(グロー)の「gloハイパーエア」などが当てはまります。
近年コンパクトなタイプも続々登場していますが、タバコの箱(ロングタイプ)程の大きさの製品も多く、シャツの胸ポケットやパンツのポケットに入れると目立つこともあります。
各メーカーや機種によってサイズは異なるため、持ち運びや加熱式タバコを使用するシーンを考慮しながら自分好みの製品を選ぶと良いでしょう。
形や素材、重量などにも違いがあるため、実際に手で握った時のフィット感などを考慮することもおすすめです。
ペン型ホルダーと充電器がセット(取り外し型)
たとえば、IQOS(アイコス)の「IQOSイルマiプライム」や「IQOSイルマプライム」「IQOS3デュオ」などが当てはまります。
メーカーなどによって多少異なるものの、ホルダーはタバコ1本分+α程のサイズ感のため、喫煙時は紙タバコに近いスマートさが叶います。
ただしホルダーの充電量と使用回数に制限があること(例えばIQOSイルマiプライムなら1回の充電で最大3本分まで)を考えると、喫煙の頻度が高い場合はいつでも充電ができるよう充電器を常に持ち運ぶ必要があるでしょう。
普段からホルダー+充電器をセットで持ち歩き、喫煙時のみ充電器からホルダーを取り外すというイメージです。
参考:IQOSの使用回数が少ない・使用時間が短いとき | よくある質問 | IQOS(アイコス)公式サイト
加熱式タバコのメリット
煙が出ない
吸える場所が多い
コンビニでも気軽に買える
1つずつ分かりやすく解説します。
煙が出ない
加熱式タバコは、喫煙の際にタバコ葉を火で燃やさないため、燃焼による煙や副流煙がほとんど発生しません。
紙タバコ同様、喫煙場所や周りの人への配慮は必要ですが、周囲に煙たがられることは少ないといえるでしょう。
また、煙だけでなくにおいの発生が抑えられることもうれしいポイントです。
喫煙後や、喫煙室などタバコの煙がこもっているところへ行った際、衣服や髪の毛にタバコのにおいが移った経験はないでしょうか。
加熱式タバコなら煙がほとんど発生しないことに加え、タバコ葉に火をつけないため燃焼によるにおいの発生も抑えられます。
吸える場所が多い
繰り返しになりますが、2020年4月に改正健康増進法が全面施行となり屋内での喫煙は原則禁止されました。
しかし、施設の経営規模や事業内容によっては、屋内に各種喫煙室を設けることが認められています。
各種喫煙室は事業者ごとに適用条件が異なり、「喫煙専用室」「喫煙目的室」「喫煙可能室(経過措置)」「加熱式タバコ専用喫煙室(経過措置)」の4つのタイプに分けられます。
なかでも「紙タバコはNGだけれど、加熱式タバコならOK」とする「加熱式タバコ専用喫煙室」の設置が認められていることから、他のタバコと比較すると喫煙場所は多いといえるでしょう。
コンビニでも気軽に買える
加熱式タバコをまだ使用したことがない方の中には、「メーカーから直接取り寄せる必要がある」「紙タバコのように街中では気軽に購入できない」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
加熱式タバコは各メーカーの公式オンラインショップや公式ストアなどで購入が可能ですが、セブンイレブンやファミリーマート、ローソンといった全国の主要コンビニ(※タバコ取り扱い店)でも販売されています。
店舗によって取り扱っている製品や在庫状況などは常時異なりますが、紙タバコなどのように身近なコンビニで気軽に購入できることはメリットといえるでしょう。
もちろんコンビニ以外でも購入できる場所はありますので、各メーカーの公式サイトも併せてご確認ください。
参考:IQOSはどのコンビニで買える? 値段、種類、限定カラー | IQOS(アイコス)公式サイト
参考:【公式】グロー(glo?)製品の販売場所(コンビニ等)について | 加熱式タバコglo?(グロー)
参考:with2(ウィズ2)購入案内|インフューズドたばこ with(ウィズ)公式サイト
加熱式タバコのおすすめはどれ?人気順に紹介
IQOS(アイコス)
glo(グロー)
Ploom(プルーム)
それぞれのブランドについて人気順に解説します。
IQOS(アイコス)|シェア数50%超えの人気ブランド
日本においては加熱式タバコの先駆けともいえる製品で、従来の紙タバコとは違う新たなタバコとして2014年11月に発売が開始されました。
2025年1月時点では、以下のモデルがあります。
・IQOSイルマiシリーズ(最新機種)
(IQOSイルマiプライム、IQOSイルマi、IQOSイルマiワン)
・IQOSイルマシリーズ
(IQOSイルマプライム、IQOSイルマ、IQOSイルマワン)
※IQOSイルマシリーズは2025年1月、公式サイトから購入ができないようになっています。
※IQOS3シリーズおよびIQOS2.4プラスは2024年1月に公式販売を終了しました。
IQOSの特徴は、充電器(ポケットチャージャー)からスティックを挿入するホルダーを取り外せる機種があること。
ホルダーを取り外して喫煙できるため、喫煙時にデバイスを丸ごと持つ必要はありません。
バッテリーと加熱部分が一体となったデバイスを採用する機種もありますが、コンパクトさを追求したスマートなボディのものが多く、利便性を提供しています。
glo(グロー)|シェア数は2番目に人気
gloの特徴は、細めのスティックを使用する「gloプロシリーズ」と、gloプロシリーズよりも太めのスティックを使用する「gloハイパーシリーズ」を扱っていたこと。
太さが異なるスティックを採用し、かつフレーバーの種類も豊富なため幅広いユーザーの好みに対応していました。
しかしながら、gloハイパーシリーズの満足感のある喫煙体験をより多くの方に知ってもらうため、gloプロシリーズは2024年6月末をもって在庫限りで終売。
2025年1月時点では、gloハイパーシリーズのみ以下のモデルを扱っています。
2024年5月時点で、各シリーズにおいて以下のモデルがあります。
・gloハイパープロ
・gloハイパーエア
・gloハイパー
※gloハイパーおよびgloハイパープラスの新型がgloハイパープロです。
※gloハイパーエックスツーは2024年9月に公式販売を終了しました。
gloはデバイスのカラーバリエーションが豊富であることも特徴のひとつで、機種によっては期間・数量限定デザインなども発売されています。
Ploom(プルーム)|シェア数3番目に人気
IQOSやgloとは異なる低温加熱式タバコとして、2016年3月に「プルームテック」が発売されました。
その後、低温加熱式のモデルをいくつか生み出したのち、2021年に高温加熱式タバコ「プルームエックス」を発売するにあたって双方の差別化を図るため、従来の加熱式タバコ(低温加熱式)ブランドである「プルームテック(シリーズ)」は「ウィズシリーズ」として新たに生まれ変わっています。
2025年1月時点では、以下のモデルを扱っています。
・プルームエックスアドバンスド(高温加熱式)
・ウィズ2(低温加熱式)
加熱式タバコを扱うメーカーの中でも、高温加熱式と低温加熱式の両方を扱っているのがJTの特徴です。
高温加熱式「プルームエックスアドバンスド」は、ボタンを操作することなくスティックを挿入するだけで加熱がスタートする自動加熱機能を搭載しており、喫煙までの手間を省いています。
おすすめ加熱式タバコ9選!デバイス(本体)はどれがいい?【比較表あり】
機種 | 価格(税込) | サイズ(約)高さ×横幅×奥行き |
IQOSイルマi | 6,980円 | 121.5×47×23.4mm |
IQOSイルマiワン | 3,980円 | 121.4×30.6×16.4mm |
IQOSイルマiプライム | 9,980円 | 117.2×46.1×24.6mm |
リルハイブリッド | 3,980円 | 112×22×33mm |
gloハイパーエア | 1,980円 | 97×47×13mm |
gloハイパープロ | 3,980円 | 97×37×21mm |
gloハイパー | 2,480円 | 95×36×21mm |
プルームエックスアドバンスド | 1,980円 | 89×44×24mm |
ウィズ2 | 1,980円 | 78×42×19mm |
IQOS イルマ i
デバイスの形状はさまざまな機種に採用されている、IQOSの定番モデル。
従来のIQOSイルマシリーズの特長であるメンテナンスフリーはそのままに、次の4つの機能が新たに加わりました。
残りの使用回数が一目でわかる「タッチスクリーン」
喫煙を一時停止できる「ポーズモード」
バッテリーの設定モードを自由に変更できる「フレックスバッテリー」
通常最大14パフ(吸引回数)+ユーザーの喫煙パターンを分析して最大4パフまで自動追加する「フレックスパフ」
連続使用回数は3回ですが、300℃以上(非公開)の高温でしっかりと加熱するため、紙タバコに近い十分な吸いごたえが得られます。
IQOS イルマ i ワン
他メーカーの同形状のデバイスと比較すると、高さはあるものの横幅・奥行きのサイズが抑えられているため全体的にスマートな印象です。
フル充電時なら1度に20本連続使用できることが特徴のひとつ。
1度の喫煙で吸う本数が多い方にとっては使いやすい機種といえるでしょう。
スティックを挿入すると自動で加熱が始まる「オートスタート」と「フレックスパフ」機能がありますが、同シリーズの他機種と比較するとスペックはやや低め。
ただしその分、本体は3,980円と手ごろなため、IQOSの中では手が出しやすいモデルです。
IQOS イルマ i プライム
スペックはIQOSイルマiと同じですが、ポケットチャージャーの素材が異なります。
IQOSイルマiのポケットチャージャーがプラスチック製であるのに対し、IQOSイルマiプライムはアルミニウム(+布、合皮)製となっており、より上質なスタイルに仕上がっています。
他のメーカーを含めても少々値は張りますが、毎日使うものだからこそ、ワンランク上の加熱式タバコでプレミアムな気分を味わってみるのも良いでしょう。
リル ハイブリッド
タバコスティックと専用のリキッドを同時に使用し発生した蒸気を味わうタイプで、韓国のタバコ製造会社であるKT&Gが製造しています。
IQOSと比較すると加熱温度は約160℃と低いため、吸いごたえはやや軽くにおいの発生が抑えられるなどの違いがあります。
吸い終わった後の残りかすが出にくいため、基本的にメンテナンスフリー。
ステータスディスプレイによって残りの使用回数やリキッドの残量などがわかりやすい造りも魅力です。
glo ハイパー エア
従来のgloハイパーエックスツーと同じ機能を持ちつつも、デバイスはgloプロスリムのような薄型のボディを採用することでさらに持ち運びやすさを追求。
いわば2つの製品の良いとこ取りをしたハイブリッド型といえます。
gloハイパーエックスツーと比較すると、加熱時間は通常モード・ブーストモード(通常モードよりも高温でスティックを加熱)ともに5〜10秒程延びているものの、フル充電までにかかる時間は約210分から約120分と大幅に短縮されている点が違いです。
「デバイスのスリムさを重視」「充電時間の短さを重視」する方に向いています。
glo ハイパー プロ
新たに「EASY VIEWスクリーン」を搭載し、充電の残量や選択中のモードなどデバイスの状態がパッと一目で分かるようになったことや、より高い満足感が得られるよう新たな加熱技術「HEATBOOST テクノロジー」を搭載していることが特徴です。
また、従来のgloハイパーシリーズと比較して、通常モードでの喫煙可能時間が約4分から約4分30秒へと、約30秒長くなったこともうれしいポイントといえるでしょう。
公式オンラインショップでは、2025年1月時点でデバイスのカラーは5種類展開されています。
gloハイパー
フラグシップモデルであるgloハイパープロの廉価版ともいえる製品で、価格は2,480円と1,500円も安くなっています。
やや丸みを帯びながらもシンプルでスッキリとしたデザインは引き継いだまま、約3gの軽量に成功。持ち運びにも便利なスタンダードモデルといえます。
カラーは、ローズ・ゴールド、マラカイト・ティール、グラファイト・ブラックの3色展開です。
プルーム エックス アドバンスド
最高加熱温度を従来のプルームエックスの約295℃から約320℃に引き上げることで、吸いごたえを強化した点が特徴です。
また、JTが独自開発した新たな加熱技術「POWER HEATFLOW」により、1口目から最後の1口まで変わらぬタバコ葉本来の美味しさを味わえる点も魅力といえます。
フル充電にかかる時間は従来の約110分から約90分へと短縮することに成功。
フル充電時の使用回数は他メーカーの製品と比較して23回と数回分多く、1日に1箱(20本入)以上吸う方にもおすすめです。
ウィズ2
タバコ葉を直接加熱することなく、リキッドから蒸気(タバコベイパー)を発生させる独自の技術(インフューズドテクノロジー)を用いることで、加熱による待ち時間がないことが特徴のひとつです。
吸いたいタイミングでサッとすぐに吸えるだけでなく、ボタン操作によっていつでも好きなタイミングで喫煙を中断することもできます。
「タバコの加熱に時間をかけたくない」「1〜2パフだけサッと吸いたい」など、自分のペースでタバコを楽しみたい方に向いています。
加熱式タバコ【IQOS】人気商品や新作を紹介
ここでは、人気商品や新作を併せて8つ紹介します。
テリア リビエラ パール
しっかりとしたメンソールの刺激に、やさしいラズベリーの甘い香りがプラスされたスタンダードなフレーバー系メンソールとなっており、味や吸いごたえはややライトな印象。
カプセルを潰した後は、香り高いローズが口の中をさっと包み込み、前後で変化する風味を楽しめる商品です。
テリア オアシス パール|テリアで1番人気
ミントをベースにした強めのメンソールに南国の果実を思わせるフルーティーな香りが絶妙に組み合わさり、清涼感と甘さをバランスよく楽しめるのが特徴のひとつ。
カプセルを潰せば、甘いフルーツのジューシーな風味が口いっぱいに広がるため、カプセルを潰す前とは全く異なる味わいを堪能できます。
もちろん最後までカプセルを潰さずに吸うこともできるため、気分や好みに応じて味わいを楽しめる自由度の高さも魅力といえるでしょう。
テリア メンソール|テリアで2番目に人気
メンソールの王道ともいえるガツンとくる強烈な清涼感が特徴のフレーバーで、タバコの味わいと強いキック感も相まって、十分な吸いごたえが得られます。
ペパーミントをベースにしたちょっぴり辛めのメンソールとなっているので、メンソール系タバコが好きな方には特におすすめ。暑い日のクールダウンや眠気覚ましなど、気分をスッキリさせたいときにも向いています。
パッケージはエメラルドグリーンを基調とした鮮やかなカラーとなっており、メンソールの力強い爽快感が感じられます。
テリア リッチ レギュラー|テリアで3番目に人気
タバコ葉本来の香ばしい味わいに、ずっしりと重厚感のあるモルツの風味がバランスよく調和し、上品で落ち着きのあるタバコに仕上がっています。吸い始めからグッとくる強いキック感も魅力のひとつです。
テリアの中では3番目に人気があり、レギュラータイプにおいては最も支持されています。
甘みがなく、タバコ葉の旨みをダイレクトに感じられるため、「フレーバー系や甘さを感じるタバコは苦手」という方は特に吸いやすいでしょう。
すでに廃盤となっているマールボロ リッチ レギュラーやヒーツ ディープ ブロンズなどを好んで吸っていた方の移行製品としてもおすすめです。
センティア アイシー ブラック|センティアで1番人気
強力なメンソールが特徴的で、ひんやりとした刺激的な冷涼感が喉や鼻をスッと駆け抜けます。メンソールの余韻が残りやすいため、爽快感を長く堪能できる銘柄です。
キリっと引き締まった辛口の味わいや爽やかな風味は、競合ともいえるテリア ブラック メンソールと比較してもそれほど大きな差は感じられません。
センティアは、テリアよりも1箱あたり50円安く購入できるため、同等の冷涼感やメンソールタバコの味わいを求めるユーザーにとっては、コストパフォーマンスの高さも魅力といえるでしょう。
テリア ハイブリッド パール グリーン フルーツ|2024年夏発売
カプセルを潰す前は、香ばしくブレンドされた重厚感のあるレギュラーの味わいを、カプセルを潰した後は、さっぱりと爽やかなメンソールの中にグリーンフルーツの甘みがさっと広がる豊かな味わいをそれぞれ堪能できます。
テリア オアシス パール同様、1本で異なる2つの味を楽しめるのが魅力です。
味わいの位置づけはあくまでもレギュラータイプのため、カプセルを潰してもメンソール感はそれほどきつくなく、マイルドな喫味で初心者にも吸いやすくなっています。
テリア ハイブリッド パール スムース ミント|2024年夏発売
カプセルを潰す前は、タバコの豊かなコクとアロマのような香りが調和したレギュラーの味わいを、カプセルを潰した後は、ペパーミントの香りがパッと広がる華やかな味わいをそれぞれ堪能できます。
名称の通り、2つの味が楽しめるハイブリッドタバコといえるでしょう。
弱メンソールでありながらも爽快感はしっかりと感じられるため、ライトな吸い心地を求める方や初めてメンソールに挑戦する方にもおすすめです。
センティア ジューシー レッド|2024年夏発売
「ほのかな酸味と甘さの爽快メンソール」がキャッチフレーズとなっており、やや強めのメンソールに甘酸っぱいベリー系の香りが特徴です。メンソールのおかげで甘さは控えめに仕上がっており、その分タバコのコクや喫味を十分感じられます。
喫煙後は、ベリーフレーバーの酸味とメンソール感がわずかに残るスッキリとした後味で、においもそれほど強く残る印象はありません。
加熱式タバコ【glo】人気商品を紹介
加熱式タバコ専用の「ネオ」に加え、「ケント」「ラッキー・ストライク」などの紙タバコでおなじみの銘柄がそろっており種類も豊富です。
ここでは、特に人気がある商品を5つ紹介します。
ケント・ネオスティック・インテンスリー・フレッシュ
強烈なメンソール感が最大の特徴で、吸い始めから喉を突き抜けるような冷感が一気に広がり、爽快感を極限まで引き出します。強い冷涼感はスリムタイプのスティックとは思えないほどで、クセがなく吸いやすい人気の銘柄です。
しかし残念ながら、対応するデバイスの終売に伴い段階的に販売終了となることが2024年6月に発表されました。具体的なタイミングは未定ですが、コンビニやたばこ販売店など、店舗によってはすでに販売を終えている可能性もあるため、購入を検討されている方はご留意ください。
ケント・ネオスティック・ミント・ブースト・エックス
フィルター部分にカプセルメンソールを搭載し、喫煙中に味変できることが特徴のひとつ。辛みを強く感じるペパーミントによって、一瞬にして喉の奥を包み込むインパクトのあるメンソール感が味わえます。
カプセルを潰せば、ソフトな清涼感とかすかな甘みも感じられるようになっています。
しかし残念ながら、対応するデバイスの終売に伴い段階的に販売終了となることが2024年6月に発表されました。具体的なタイミングは未定ですが、コンビニやたばこ販売店など、店舗によってはすでに販売を終えている可能性もあるため、購入を検討されている方はご留意ください。
ラッキー・ストライク・リッチ・タバコ
2024年1月、マスターブレンダーが厳選したタバコ葉を用いたプレミアムブレンドを採用することで、上質なレギュラータバコへと味わいを大きくリニューアルしました。
ラッキー・ストライクの中でも特に人気の商品です。
従来品と比較して香りが豊かで、程よい吸いごたえとタバコのコクを存分に楽しめるバランスの良さが特徴のひとつ。
ブーストモードを使用すれば、タバコのキレや蒸気のコクがさらにアップし、タバコ感をより一層強く感じられます。
ラッキー・ストライク・ダーク・タバコ
ラッキー・ストライクの中にレギュラータイプは「ダーク」「リッチ」「スムース」の3種類があり、この中で最も喫味の強い銘柄がラッキー・ストライク・ダーク・タバコです。
濃厚な蒸気と重みのある吸いごたえ、ガツンとくるキック感が特徴で、重めのタバコを好む方におすすめ。紙タバコのようなタバコらしさが味わえるので、レギュラータバコの王道ともいえるでしょう。
紙タバコから加熱式タバコへの乗り換えを検討する方にとってはチャレンジしやすく、スムーズに移行しやすい商品のひとつです。
ネオ・マイルド・タバコ
特徴は、タバコ葉の中でも希少部位とされる「ラミナ」を100%使用した質の良い香り豊かなタバコ葉に、国産のはちみつをブレンドしていること。タバコの香ばしさとはちみつの甘さのバランスが良く、コクやキック感はそれなりにあるもののマイルドな口当たりとなっています。
ネオシリーズの持ち味ともいえるタバコ葉の質やフレーバーの濃厚さを存分に堪能できるレギュラータイプです。
加熱式タバコ【Ploom】人気商品を紹介
ここでは、人気商品を3つ紹介します。
メビウス・スムース・レギュラー
特徴は、加熱式タバコの物足りなさを解消するために味の濃さや旨み、煙量感などにこだわってJTのマスターブレンダーが実現させたメビウス専用のブレンド(ACTIVBLEND for Japan)であること。
このブレンドによって、1口目からタバコ葉のウッディ感とほんのりとした甘みが口の中に広がり、吸い終わりまでタバコの旨みをしっかりと感じられるようになっています。
クセのないクリアな吸いごたえや十分な煙量感など全体のバランスが取れた、なめらかで吸いやすいレギュラータイプです。
メビウス・ディープ・レギュラー
メビウス専用のブレンドであることが特徴のひとつで、香ばしいタバコ葉のディープなコクが1口目から口の中にしっかりと広がります。カラメルのような甘い風味に加え、喉へのキック感を強く感じられるレギュラータイプです。
重めのタバコを好む方に向いている商品ですが、雑味が少なく吸いやすい分カラメルベースの独特な香りをより感じやすくなっており、好みが分かれやすいかもしれません。
キャメル・リッチ
タバコ葉の中で希少部位とされる「ラミナ」を配合し、香り豊かで深みのあるぜいたくな味わいを追求したレギュラータイプです。
吸い始めから感じる力強いキック感は喫煙時間の最後まで持続し、一貫して高い満足感を得られるのが特徴です。
タバコ葉本来の香りに加えて甘い独特の香りもついているため、人によってはこの甘い風味がえぐみとして捉えられ、ほろ苦さを感じる可能性もある商品となっています。
加熱式タバコの銘柄で一番安いのはどれ?
ただし、ラッキー・ストライクはgloブランドのgloハイパーシリーズ用の銘柄であり、他のデバイスでは使用できません。
デバイスごとに使用できるスティックは異なるため、たとえばIQOSならセンティア、Ploomならメビウスなどのように、購入の際は自身のデバイスに対応した銘柄を選びましょう。
加熱式タバコを選ぶ際のポイント
一度切りの使用で終わらず、愛着を持って長く使える製品を選びたい方は多いでしょう。
種類が多く、どの加熱式タバコを選べば良いかわからないという方は、次の6つのポイントをチェックしてみてください。
機能性
なかでも「加熱継続時間(スティック1本の喫煙可能時間)」と「パフ回数(吸引回数)」はぜひ確認しておきたいところ。
たとえば加熱継続時間・パフ回数を機種ごとに比較すると、次の通りです。
機種 | 加熱継続時間 | パフ回数 |
IQOSイルマiプライム | 約6分 | 14パフ |
プルームエックスアドバンスド | 約5分 | 無制限 |
gloハイパープロ | 約4分30秒 | 無制限 |
しかし、「1本をじっくり味わいたい」「パフ回数を気にせず自由に吸いたい」と考える方は、選択する機種によっては満足感が得られない可能性があるため注意が必要です。
自分にとって好ましい喫煙ペースを考慮した上で選択しましょう。
参考:東京都保健福祉局「卒煙を考えよう」
吸いごたえ
タバコの吸いごたえはスティックの加熱温度と密接に結びついており、温度が高ければ高いほど強くなります。
「重めのタバコを好んで吸っている」「普段から喫煙量が多い」という方は、加熱温度が200℃以上の「高温加熱式タバコ」を選ぶと良いでしょう。
反対に「タバコ初心者」や「軽い吸いごたえで構わない」という方は、加熱温度が30〜40℃の「低温加熱式タバコ」がおすすめです。
もちろんフレーバーによっても吸いごたえは異なるため、好みのスティックの対応可否も併せて確認しておきましょう。
連続吸いの可否
たとえば、同じIQOSイルマiシリーズでもIQOSイルマiの連続使用は最大3回ですが、IQOSイルマiワンなら20回の連続使用が可能となっており、大きな差があります。
1度の喫煙が1〜2本で済むならそれほど気にする必要はありませんが、1度に3本以上吸う方は注意が必要です。
また1度の喫煙本数だけでなく、1日のトータル喫煙本数も考え、「フル充電時に何回使用できるか」も併せてチェックしておくと良いでしょう。
メンテナンスの頻度
手入れを怠ると、汚れが溜まってタバコの味や風味が落ちる可能性があります。
必要なメンテナンスの頻度は機種によって異なりますが、手入れが面倒くさいと感じる方は「メンテナンスフリー」のものを選ぶと良いでしょう。
たとえばIQOSイルマiシリーズは、タバコスティックそのものに加熱用の金属片が含まれており、内側から加熱する技術「スマートコア・インダクション・システム」を用いることで燃えかすなどが出ず、使用後のメンテナンスは不要としています。
におい
「タバコは吸いたいけれど、衣服や髪の毛ににおいがつくことは極力避けたい」「周囲の人にタバコのにおいで迷惑をかけたくない」と考える方は多いのではないでしょうか。
加熱式タバコは、スティックの加熱温度によってにおいの強さが異なります。
高温よりも低温のほうがにおいは弱くなるため、においを抑えたい方は低温加熱式を選択することがおすすめです。
ただし、においだけでなく喫味も弱くなる傾向にあります。
においと吸いごたえではどちらを優先させたいのか考えながら選んでください。
コスト
2025年1月時点でデバイス本体は、たとえばIQOSなら3,980〜9,980円、Ploomなら980円で公式サイトから購入できます。
イニシャルコストだけ見てもどれを選ぶかによって大きな差があるため、重視するポイントとしては十分でしょう。
また、専用のスティック(1箱20本入り)においても、gloが1箱430円程度から購入できるのに対し、PloomやIQOSは1箱500〜600円程度かかるため、ランニングコストにも差が生まれ、喫煙量が多ければ多いほど負担は重くなります。
今後さらにタバコ税の増税が決まっていることも踏まえると、コスト面を考慮して使用する加熱式タバコを選択することは得策といえるでしょう。
まとめ
加熱式タバコは、加熱する温度によって高温加熱式と低温加熱式に分けられ、それぞれで得られる喫味が異なります。メーカーによって扱う種類や機種、対応するスティックなどは異なるため、好みに応じて選択すると良いでしょう。
なお、紙タバコよりも煙が出ない・においを抑えられるからといって、好きな場所で自由に喫煙することはNGです。喫煙場所のルールを正しく守ってタバコを楽しんでください。
著者プロフィール
Necomaki
人材業界出身のフリーライター。
得意分野である求人・HR領域から、漢方薬やピルなどの健康・美容関連、暮らしにまつわる記事まで幅広く執筆。
ライティングで心掛けていることは読者の「知らない・知っている」が「理解している」に変わるよう ことばを紡ぐ こと。
Necomaki
人材業界出身のフリーライター。
得意分野である求人・HR領域から、漢方薬やピルなどの健康・美容関連、暮らしにまつわる記事まで幅広く執筆。
ライティングで心掛けていることは読者の「知らない・知っている」が「理解している」に変わるよう ことばを紡ぐ こと。
20 歳未満の者の喫煙は、法律で禁じられています。