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王林、東京にも拠点→3〜4日で「体調が悪くなってくるんです(笑)」【オリコンライターズ】
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「この1年1位になるためにがんばってきた」
王林は、昨年放送の同番組にて、見事「青森県民が選ぶ“県民スター栄誉賞”」に選ばれた。「去年、賞をいただいて、もっともっと青森のためにがんばりたいってものすごく思いました」と今回の収録に向けても気合いが入っていたそう。他県の出演者たちも王林同様に気合いが入っていたようで、「去年以上に皆さんの『この1年1位になるためにがんばってきたよ』という熱量がスゴくて。今年はより盛り上がったなあって思いました」「ほかの県ではこんなことしている人がいるんだ、とか、すごく刺激をもらいました」などとコメントしていた。
さらに「前回よりも政治関係の方々がランクインしている気がしました。この1年の日本の動きがわかるような感じがしましたね」と前回との変化を語ると、「どこの誰がやっているんだろうって思うランキングが世の中にいっぱいあるじゃないですか。でもこの番組のランキングはどんな人に聞いたのかわかりますし、解説もあって結果がリアルですよね」と全幅の信頼を寄せる。
番組では各都道府県の知られざるリアルな魅力にスポットが当たることもポイントのひとつ。青森も「イメージと違う」と思われることがあるようで、王林は「青森には何もないって思われがちなんです」と息巻きつつも、「何もないって逆にすごいことですし、当たり前になってしまっている素晴らしいものがたくさんあるってことです」と王林節で力説した。
さらに“青森の人にとってりんごは買うものではなくもらうもの”というイメージについても、「めっちゃそうなんですけど(笑)」と肯定しつつ、「農家が多い地域は確かにりんごをもらうんですが、海が近い地域は魚をもらったり、もらいものをすごくしている県だなとは思います」と、青森あるあるを教えてくれた。
“島崎和歌子”の地元貢献に感激「自分の行く末」
「番組のロケなどで行かせていただいたことはあるんですが、そのときは決められた道だけ歩いていたので、想像以上に街が『アンパンマン』なんだなって知りました」と驚き。さらに、「島崎和歌子さんが高知のご出身で、高知のためにがんばっていることを知って、すごく興味を持ちました」と言及。「自分の行く末だ、自分の目指すところはこれなんだって見つけた感じがして、もう私の尊敬する人になりました」と感激していた。
東京との二拠点生活でも“青森三昧”な暮らし
「青森から離れる感じがしちゃって、踏み切るのにすごく勇気がいりました」と振り返ると、「東京に家を借りたタイミングと“県民スター栄誉賞”をいただいたタイミングが一緒だったんです。なので、番組からいただいたトロフィーを飾って、毎朝トロフィーにごあいさつして、この1年、青森のためになることができたらいいなと思いながら仕事をがんばってきました」と、“県民スター栄誉賞”が二拠点生活の中でも励みになったことを明かした。
さらに、自宅ができたことで「より青森ずくめの毎日が送れています」という予想外のうれしい発見もあった。
「青森から戻るたびにいろんなものを持って帰るんです。食べ物もそうですし、伝統工芸品や青森のヒバの木のチップを置いたり。青森にいる感覚になれるし、ホテル暮らしのときよりも自宅ができてからのほうが青森を吸収できているような気がしますね」と告白した。
それでも「東京にいるのが3日4日を超えてくると体調が悪くなってくるんです(笑)」と明かすと、「奥入瀬渓流に行ったときに、その空間の音を録音してきたんです。なので、自然を吸収したいって思ったらその音を聞いたりしています」とすでに青森流の解決策を会得。また、津軽塗の職人だった祖父が作ってくれた箸を使って食事をしているそうで、「おじいちゃんの愛や家族愛も感じながらごはんを食べています」と、五感をしっかり青森で満たすことで東京での仕事をがんばれると話した。
青森県知事を目指す王林が青森の子どもたちに託す思い
伝統工芸や農家の後継ぎ問題は青森でも深刻となっており、大学では「伝統工芸品の販路拡大について」というテーマで卒業論文を執筆。「ありがたいことに、芸能活動で青森のPRをたくさんさせていただけているんですが、いいところをいっぱい発信するだけではなくて、青森が抱える問題や課題についても発信できるような人になるには、やっぱり知事を目指さないと、と思っています」と力を込める。
青森の未来については、「青森の人ってバラエティ豊富だと思うんですよ。芸能の中だけでもお笑いの方や歌手の方がいたり、作家さんがいたり、いろんなジャンルの方が活躍している県だと思うので、青森の子どもたちにとって、そのことが最初の勇気になればいいなと思うんです」とコメント。「今までは、田舎だからこの夢はかなわない、って思うこともたくさんあったと思うんですよね。でも、番組のランキングを見てもらえれば、夢を諦めずに、自分も何かやってみようって思えるんじゃないかなと。今の時代だからこそ、子どもたちはもっといろんな夢をかなえられる時代になっていると思うのでがんばってほしいです」とエールを送った。
そんな王林の思いを表現した青森弁が「じょっぱり魂」。「『私のイチオシ青森!』を教えてください」というコーナーで、王林は「好きなものがあふれていて1つだけというのは難しい」と、物ではなくこの言葉をチョイスした。
「じょっぱり魂」は、北国・青森ならではの“諦めない心や頑固さ”を表現しており、「今年、青森りんご植栽150周年を迎えたんですが、元々土地が植栽に向いていたわけではなく、絶対にりんごを諦めない強い決意で成し遂げたことなんです。第一次産業や伝統工芸など大変なことに携わる人たちが多いこともじょっぱり魂だなと思います」と語る。
「私自身、落ち込んだときに、血のつながっていない青森の方と話すだけでも、じょっぱり魂を感じて元気が出るんです。こんなところでくじけてられない、自分がここまでこれたのもじょっぱり魂だなと感じています」。
そして、最後に語った番組の見どころは、“青森最高”ではなく、「日本最高」。「みんな自分の地元を最高って思うと思うんですが、番組ではすべての都道府県のいいところを見ることができますし、各出身の方々の活動や、どうしてそういう活動をしているのかなどもわかりました。たくさんの人たちが、自分の出身県以外のところも好きになれる番組だと思います」。
(取材・文/インビジブル・K)
※取材の模様は、23日深夜放送の『ライターズ!』(日本テレビ系/日曜 深1:30)でもご覧いただけます。
11月24日午後7時より
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