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ニューヨークが戦々恐々、鶴瓶&中居のMCは「どんなバラエティよりエグい!」【オリコン ライターズ】
平和な番組と思いきや……現場は緊張感あふれる「戦場」
同番組ではVTR後、MCの笑福亭鶴瓶と中居正広から出演者たちに話が振られ、そこからエピソード大会が繰り広げられる。しかしそれを知らずに「VTRを見てワイプで笑っていればOK」と油断していた2人は、“食らった”という。
今回の収録についても、嶋佐和也は「相変わらずゴリゴリでしたね…。珍しいですよ、VTRメインでこんなにエピソード振られる番組。浜辺美波さんなんて、4本くらい話してましたから」と驚き。屋敷裕政は「容赦ないよな」と共感していた。
それでも最初に出演したときよりも準備はしていた分、対応できるかと思いきや、屋敷は「途中、いきなり子どもの頃の写真で語るコーナーがあって、まったく用意していなかったんで、ヤバかったですね」と危機を感じた。嶋佐は「普通、『こんなにかわいかったんですね』くらいで終わるじゃないですか。でも、結構な笑いを生まないといけない感じで中居さんから振られて、マジで頭真っ白になりました。なんなんですか、この番組?」とツッコミ、続けて屋敷は「ちょっと次からは、そこも準備せなあかんな」と振り返った。
売れっ子芸人をも恐れさせる『仰天ニュース』のヤバさ。平和な画面の中では、ギリギリの戦いが繰り広げられている。
若い世代に知ってほしい「和田アキ子の超絶歌唱」
屋敷は「去年、ナインティナインさんのイベントに出演させてもらったとき、和田アキ子さんの生歌を聴かせてもらったんですよ。それがすごすぎて」と回答。「もうゾクゾクして鳥肌立って。いままで会ったアーティストのなかで、ダントツで一番。ぜひ若い世代に聞いてほしいし、それこそロックフェスとか出てほしいですね」と感動したという。嶋佐も「僕ら、『アッコにおまかせ!』で会うアッコさんしか知らなかったので、マジでびっくりしました」と衝撃を受けた。
もちろん『仰天ニュース』のMCを務める鶴瓶と中居も芸能界のレジェンド。今回、改めて絡んでみての感想を聞くと、嶋佐は「もうめちゃくちゃ。どんな芸人よりもヤバい話をするし、MCもフリースタイルだし、すごすぎ。(出演する)若いコたちは、この番組で芸能界を知るんです」と説明。屋敷も「ちゃんとハラハラドキドキさせるもんな。観覧に来ている人たちは、めちゃくちゃ楽しいと思いますよ。あの人たちのMC見ると、『俺らが子どもの頃に見ていたテレビや!』って憧れるし、食らいますね。今回も赤楚(衛二)君とか食らってそうやったもんな」とエピソードを明かした。
「やっぱり人間が一番おもろい」ニューヨークの野望は“プチ仰天”
屋敷が「『仰天ニュース』の会社の金使い込んだ人の話とか、『なんでそんなことなんねん!?』って、ザッピングの手を止めてずっと見ちゃいますもんね」と話すと、嶋佐は「『そんなヤツいる?』っていうのが、本当にあるからね。あと、再現VTRの役者さん、めっちゃうまい」とコメント。屋敷が「せやんな、ホンマにうまくて引き込まれる。あそこの演技下手やったら、冷めてまうと思う。売れてほしいわー」と話すと嶋佐が「いつか僕らがやってる芸人ドキュメントも、仰天でやってほしいですね。芸人しかいないバイトの話とか。再現VTRも全部芸人がやって」と提案。屋敷は「“プチ仰天”、おもろそうやな。まあ…BSよしもとかな」とアイデアを練っていた。
八代さんをはじめ、“事実は小説より奇なり”を体現する重厚感溢れる3本のエピソードが詰まった『ザ・世界仰天ニュース3時間SP』。今回の放送をひと言で表すなら、「映画3本分!」とニューヨークの2人。嶋佐が「見応えがありすぎて、めっちゃ疲れました。あと、浜辺美波さんがかわいかったんで、僕は大満足です!」と語ると。屋敷が「いまだに、いつもそんなこと言うとんな(笑)」とツッコんだ。
『ザ!世界仰天ニュース』の見どころはもちろん、『ライターズ!』の放送では2人のこれまでの芸人半生についても、たっぷりと語っている。そちらもあわせて、ぜひチェックしてほしい。
(取材・文/マイティ・M)
※取材の模様は、10日放送の『ライターズ!』(日本テレビ系 日曜深1:30)でもご覧いただけます。
11月12日(火)後8:00〜
https://www.ntv.co.jp/gyoten/(外部サイト)