第13回『コンフィデンスアワード・ドラマ賞』発表 「ぎぼむす」ほか全7部門受賞者から喜びのコメント到着
第13回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」結果発表!
作品賞:火曜ドラマ『義母と娘のブルース』プロデュース・飯田和孝氏
スタッフ・キャストなど関わった全員の頑張りで、作品賞を受賞できたことは素直に嬉しく思います。原作の4コマ漫画を初めて読んだ時、人物の感情が豊かで、とてもダイナミックな展開に心を動かされました。『義母と娘のブルース』はホームドラマではありますが、義母と娘と支える人間たちの10年間の“ラブストーリー”だと考え制作しました。そこに綾瀬はるかさん演じる義母・亜希子の“一生懸命すぎるキャラクター”がドラマにスパイスを加えたと思っています。スタッフ、キャストが“一生懸命”をモットーに、丁寧に繊細に作ったドラマが視聴者の皆様に共感していただけたことは本当に嬉しく思います。
※飯田氏のほか、同作プロデュースは中井芳彦氏、大形美佑葵氏も担当
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主演男優賞:山田孝之、菅田将暉
キャスト、スタッフのとてつもない努力や挑戦の結果
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“何かを起こそう”“何かを残そう”と始動したチームだった
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主演女優賞:永野芽郁
長い撮影期間の中、今までに感じたことのない色んな感情と葛藤したり、自分自身と向き合い続けながら過ごしていたので、こうして賞を頂けたことで、嬉しさと共にホッとしています。先輩方と、目を合わせて言葉を交わすことが出来る幸せを感じながら、日々勉強させていただきました。またご一緒出来る時までに、違う自分を見つけられたらと思います。朝ドラで過ごした時間や、感じた思いを忘れずに。また、自分の中でも物凄く大きな賞をいただけたことを誇りに、今後も大好きなお芝居を素敵な場所でひたむきに頑張っていきたいです。ありがとうございました!
助演男優賞:佐藤健
同時に2作品の現場を経験して大変だったのですが、こうして助演男優賞をいただけて、皆に喜んでもらえて嬉しいです。『半分、青い。』は初めての朝ドラで、今まで経験したことがないことが多く勉強になりました。演技は役者に委ねられる部分が多く、役者が選択し、その選択を監督たちが信じて尊重してくれる。一方『義母と娘のブルース』はそれとはまったく逆に、台詞の間や声のトーン、視線もすべて監督の演出がありました。どちらも、とても特殊な現場でしたが、こうやって2作品とも注目されて、しかも時期が重なったことは“幸運だった”としか言えないです。来年の3月には30歳を迎えますが、20代と変わらず役者として必要とされる存在でありたいと思います。
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助演女優賞:芳根京子
賞をいただくという経験がほとんどなかったので、「こうやって自信につなげるんだな」とすごく思いました。頭を使って考えて挑んだことが評価されたのがすごく嬉しいし、自分のなかでやりきれたなって思う作品で賞をもらえたことが嬉しいです。今回、ななが幸せになってくれてよかったというコメントをSNSなどでたくさんいただきました。私もななの幸せを一緒に願っていたので、みなさまがななに寄り添ってくださってとても嬉しかったです。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。これからもみなさまを魅了できるようなお芝居をしたいし、いつか「芳根が出てるから観よう」と思ってもらえるような存在感のある人になれるようにがんばります。これからも応援よろしくお願いします。
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脚本賞:安達奈緒子氏
沖田×華さんの原作の凄まじい力に圧倒されながら書き始めた作品でした。今回このような賞を頂けたのは、この物語の繊細さ強さを損なわないようにドラマとして伝えるにはどうすれば良いか、演出、制作チームを初め携わった全てのスタッフ、俳優の皆さまが心を砕いて、持てる限りの知恵と技術を注いでくださった結果だと思います。産婦人科という特殊な世界を表現するにあたり、様々なご指導をくださった医療関係者の皆さまにも感謝いたします。『命』に正解も不正解もありません。見てくださった方の中に信じる道があればそれでいいと思いますし、このドラマがそのことを考えるきっかけになったとしたら嬉しい限りです。難しい物語を背負ってくださった清原果耶さんと一緒に受賞できたことがとても嬉しいです。本当にありがとうございました。
新人賞:清原果耶
今回「透明なゆりかご」という作品に参加させていただき、改めてたくさんの方々から支えられていると感じ、作品へ熱心に向き合う心を学びました。“命について考えるきっかけになるような作品にしたい”という想いを胸に、スタッフ・キャストの皆さんと一緒に悩みながら、巡り合うお話に体当たりした日々はとても貴重なものでした。この作品に携わってくださった方々に感謝するとともに、このような賞をいただけたことを誇りにこれからも邁進していきたいと思います。私を育ててくださった方々に恩返しができるような、そして観てくださった方々の心を動かすような作品をこれからも作っていけたらと思います。本当にありがとうございます。
第13回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」開催概要
対象作品 NHK総合と民法キー局の国内制作で、4話以上・そのクール内(今期は18年7月7日以内)に終了する作品。NHK連続テレビ小説、クールをまたいでオンエアされる作品などは、終了した時点のクールが審査対象となる。なお、「オリコンドラマバリュー」(※)調査対象エリアの都合により、ローカルのみ放送する作品。バラエティドラマ、ドキュメンタリードラマは除く。(NHK大河ドラマは、19年2月頃発表となる18年度「年間大賞」決定の際に対象となる)
審査員 ドラマに関する有識者とマスコミのドラマ・テレビ担当者
選出方法 (1)【A】審査員の投票により「作品賞」、「主演男優賞」、「主演女優賞」の上位10作品または各10名を決定し、それぞれ上位から順に10〜1点を付与。(2)【B】「オリコンドラマバリュー」累積平均ポイントの上位10作品または各10名に対して、それぞれ上位から順に10〜1点を付与。(3)【A】と【B】の合計ポイントにより上位作品ならびに各俳優を確定。この結果を参考に、審査員によって各賞を決定する。
※「作品賞」、「主演男優賞」、「主演女優賞」以外の4 部門については、審査員投票のみで決定。
受賞枠 作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、新人賞(計7部門)
主催 エンタテインメントビジネス誌「コンフィデンス」