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『コンフィデンスアワード・ドラマ賞 年間大賞 2018』発表 『おっさんずラブ』ほか全7部門受賞者から喜びのコメント

脚本賞:野木亜紀子

「脚本賞」は、石原さとみ主演の金曜ドラマ『アンナチュラル』を手がけた野木亜紀子が受賞した。野木による年間大賞の受賞は、TBS系『重版出来!』、『逃げるは恥だが役に立つ』を手がけた16年に続き2度目。前回はともに人気漫画原作の実写化作品だったが、今回は満を持してオリジナル脚本の作品での受賞となった。

 同ドラマは、1話完結の法医学ミステリーでありながら、全編を通して1つの連続殺人事件の謎について描いた骨太な作品。一般的に馴染みのない法医学を描くことだけでも骨が折れそうだが、野木はさらにさまざまな社会問題を巧みに取り入れ、現代感もしっかりと演出した。
 「死」という重いテーマを扱いながらも、ユーモアたっぷりの会話劇や魅力的な登場キャラクターの存在などによって、作品全体の空気感は実に明るくポップ。これだけの要素を盛り込みながらも一切散漫に感じないという、彼女の構成能力の高さ、底知れぬポテンシャルが審査員の評価を集め、審査会ではほぼ満場一致での決定となった。

野木亜紀子 受賞コメント

それぞれが最大の力を発揮、とても良い形で完成品がお届けできた
 優れた演出家チーム、スタッフ、素敵なキャストの皆さんに恵まれて、それぞれが最大の力を発揮した結果、とても良い形で完成品をお届けすることができたと思っています。取材など大変なことの連続でしたが、こんなふうに賞をいただくことができて非常に嬉しいです。放送終了から1年が経ちますが、いまだに登場人物の一人一人を視聴者の皆さんに愛していただき、作品に関わった全員が喜んでいると思います。ありがとうございました。

ロングインタビューヒットメーカー・野木亜紀子が語る仕事観とドラマ界への想い「いつかSFを書きたい」

提供元: コンフィデンス

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