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「お前も浮気してみたら?」夫のトンデモ発言に揺れる妻の結婚観、漫画作者語る“すれ違い夫婦”のリアル

 衝撃的な夫のセリフから始まる漫画『夫に恋してよかったの?〜おまえも一回浮気してみたら?っていわれた〜』。実話をもとにした同作は、モラトリアムな“友だち夫婦”として暮らしてきた主人公が、妊活を意識していたタイミングで夫の浮気を発見。問い詰めたところ、こんな言葉を浴びせられてしまう。作品を手がけた間部正志さんに、すれ違いが加速し、同居人となり下がった夫婦を描く想いについて、男性の視点から話を聞いた。

「夫に嫌われたくない」気を使いすぎる主人公、夫婦の関係性とは

━━ショッキングな一言から始まりますが、実話をもとにしているとか。

【間部正志さん】物語はフィクションですが、夫から「おまえも一回浮気してみたら?」と言われた人がいるのは事実です。夫婦のすれ違いや、別の人との恋愛が夫婦の関係に影響を与えていくというようなテーマで漫画を描かないかと出版社からお題を受けて、原作者のくすみ李央さんと内容を練りました。

━━主人公の旦那は、浮気の証拠を突き付けられても「一回だけ」と開き直ってひどい態度です。

【間部さん】男って、深い考えもなしに無神経なことを言ったり、やらかしてしまったりすることがたくさんあるんです。その典型的なタイプですね。読者にはこの旦那に存分にイライラしてもらって、その対比で主人公に共感してもらったり、ハラハラしてたりしてもらえたらと思います。

━━そんな主人公は、14年前の学生時代の夫との楽しかった思い出を頼りに、どんなひどい扱いをされても結婚生活を維持させるべく、気を遣う日々を過ごしています。

【間部さん】最近は、こんなことを言ったら嫌われるのではないかとか、別れようと言われたら怖いとか、そういうことが発端でホンネを言えず、夫婦間がコミュニケーション不足になるケースは多いですよね。そんな背景を、エンタメ作品として気軽に楽しんでいただきたいです。ただ、現実的に考えると、夫婦とはいえ、2人は完全に一致したレールを走っているのではなく、すごく近いところを走っている2本のレール上にいると思うんです。それを認識したうえで、夫婦の関係性を築くことが大事ですよね。

「離婚しない」選択も…? 夫婦の数だけ“正解”がある

━━「一回浮気したら?」という言葉をきっかけに、主人公はこれまでの人生を振り返り、このままでいいのかと自問自答します。

【間部さん】旦那に「新鮮味がない」と言われてしまっていますからね…。この夫婦は結局、お互いのことをよく知らないまま長い時間を過ごしてしまっていたんです。
 だけど、この決定的な一言を機に、その後の夫婦の会話の内容は変わってくるでしょうし、主人公の考え方や行動も変化していきます。主人公に好意を抱く男性も登場するので、登場人物の人生がどう変わっていくのか。読者には、そんな人間ドラマを楽しんでいただきたいです。

━━これから物語は、ますます波乱を迎えそうです。夫婦は、どんな結末を迎えるのでしょうか。

【間部さん】たとえば就職先で、1つの会社で何かを成し遂げる人生と、転職して自分のやりたいことを突き進む人生と、どちらがその人にとって正解かはわからないことですよね。人間関係も同じで、何が正解かは答えがないと思うんです。
 本作においても、一手一手をお互いが打っていくなかで、夫婦がどう転んでいくか。必ずしもいい感じに着地することが正解ではないと思うし、どうなるかわからないハラハラ感は、物語を描くうえで大事かなと考えています。ただ僕は、主体性のある恋愛をして、状況を自ら切り開いていく女性を応援したいと思っているので、主人公の人生は肯定的に描きたいと思っています。
『夫に恋してよかったの? 〜おまえも一回浮気してみたら? っていわれた〜』
本当にこの人が夫でよかったんだろうか?岸田竜也とみずきはハタチで学生結婚、15年間モラトリアムな「友達夫婦」として暮らしてきた。映像作家を志望していた竜也が正社員で勤めだし、みずきも妊活をスタート。モラトリアムを脱却しつつある中、夫婦の絆が幻だったことに目をそらしていたことに気づくみずき。竜也が職場の後輩との浮気を肯定し、みずきにも一回浮気してみたら?と提案したことで、夫婦それぞれのすれ違いが加速する!
●ぶんか社のスマホ専用サイト『マンガよもんが』(外部サイト)にて連載中

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