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男の夏旅『世界の車窓から』ディレクターがすすめる「世界の列車の旅」編
Topics
01 “列車の旅”の醍醐味と楽しむ秘訣(1P)
02 プロが選ぶ「もう一度行きたい列車の旅」3選(2P)
03 「男の夏旅におすすめの鉄道」3選(3P)
04 長寿番組『世界の車窓から』の撮影の裏側(4P)
01 “列車の旅”の醍醐味と楽しむ秘訣(1P)
02 プロが選ぶ「もう一度行きたい列車の旅」3選(2P)
03 「男の夏旅におすすめの鉄道」3選(3P)
04 長寿番組『世界の車窓から』の撮影の裏側(4P)
プロが選ぶ「もう一度行きたい列車の旅」3選
チュニジア「レザー・ルージュ」の旅
ヨーロッパとアフリカの間、地中海に面した北アフリカの国、チュニジア。人の優しさ、独特な文化が魅力的なこの国で一番思い出深いのは、メトラウイ駅からセルジャ駅間を走る列車、「レザー・ルージュ(赤いトカゲ)」の旅。「かつては鉄鉱石を積み出していた列車がいまは観光列車になっているんですが、谷の合間を走り抜けていく景色が圧巻です。この地方は映画『インディージョーンズ』のロケでも使われた場所で、まるで映画の世界に入り込んだかのよう。とても面白いところですよ」。
チェコ鉄道(ボヘミア地方の路線)ボヘミア周遊のルート
中央ヨーロッパの国、チェコ。その首都プラハからボヘミア地方を巡り、ぐるりとプラハに戻るルート。「車窓から眺めるボヘミアの森やモルダウ川の流れは、なんともきれい。途中には、オレンジ屋根の家々が並ぶ歴史地区・チェスキー・クルムロフや、ピルスナービールで有名なプルゼニがあり、途中下車をしたくなる魅力的な街がたくさんあります」。
チリ国鉄 縦断ルート
鉄道の廃線が進むチリ。「もう行けないからこそ、もう一度行きたいと強く思う」と言って挙げたのが、首都サンティアゴからまっすぐ南へ行った街、プエルト・モンまで続く。今ではその手前、チジャンまでしか鉄道が通ってないが、かつてはチリ縦断のルートの終点まで行くとその先にパタゴニア地方のきれいな山が見られたという。