コロナ禍が落ち着いて2年強、世の中はリモートワークから出社回帰の風潮へと変わってきている。しかし、一度リモートを経験すると、どうしても出社のデメリットが気になるもので、フル出社を希望する人はごくわずかに留まるという。やはり、“会社=心身ともに疲れる場所”なのだろうか。だが、もしもそれが変わるとしたら? オフィスビルを手掛けるデベロッパーに、その課題に挑んだ若手社員がいる。Z世代が思う“働きたいオフィス”は、果たして実現できるのか――。■新社会人にとって会社は“バケモノ”、リモートから始まったZ世代が望む働き方 “働きたいオフィス”の実現に挑戦したのは、デベロッパー大手の野村不動産で働く矢間拓仁さん、28歳。大学院時代、京都の茶畑景観の地形をデジタル技術を用いて測量する研究に取り組んだ経験から、「街づくりを舞台に、新しい技術を用いて価値を生み出す仕事」に興味を持ち、2022年に野村不動産に入社した。
2025/08/27