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第15回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」発表! 作品賞『トクサツガガガ』ほか全7部門受賞者から喜びのコメント到着

作品賞:ドラマ10『トクサツガガガ』

 「作品賞」は、丹羽庭氏の同名漫画を実写化したNHKドラマ10『トクサツガガガ』が受賞した。

 本作は、戦隊ヒーローなどの「特撮ドラマ」をこよなく愛す商社勤めのOL・仲村叶(小芝風花)の日々の奮闘を綴ったコメディードラマ。女の子らしさを好む毒親、職場の同僚など、周囲に特撮オタクであることを隠して暮らしてきた仲村が、特撮オタクの先輩である吉田さん(倉科カナ)や、男性アイドルオタクの同僚・北代さん(木南晴夏)、特撮好きの小学3年生・ダミアン(寺田心)、菓子店「おかしのまつもと」で店番をする任侠さん(竹内まなぶ)など、新たな仲間たちとの出会いによって「好きなものは好き!」と、自分自身を解放していく様子がユーモアたっぷりに描かれた。
 特撮オタクを題材にしながらも、描かれているのは、日常に息苦しさを感じている人なら誰もが共感できるような人生讃歌。視聴者によるドラマ満足度調査「オリコン ドラマバリュー」では、全話平均75.4%と好数値をマーク。普遍性のある物語だったからこそ、幅広い層に支持されたと言えるだろう。

 主人公を演じた小芝風花は、今回が連ドラ初主演。小芝と言えば、映画『魔女の宅急便』のキキ役や、NHK連続テレビ小説『あさが来た』でのヒロインの娘・千代役など、これまではどちらかというと優等生イメージが先行する女優だったが、本作ではカラオケで特撮ソングを熱唱。カプセルトイに一喜一憂し、ヒーローショーでは子どもたちに負けないはしゃぎっぷりを見せるなど、特撮オタクをイキイキと熱演。女優として新たな魅力を開花させた。
 そして、本作を語るうえで欠かせないのが、特撮パートのクオリティの高さだ。劇中には主人公が好きな特撮ヒーロー作品として、『獅風怒闘ジュウショウワン』、『救急機エマージェイソン』と2作の架空のドラマが登場。長年、特撮番組を作り続けている東映が撮影協力する本気度の高さで、ヒーロースーツや戦闘シーン、主題歌に至るまで、こだわりの仕上がりとなっており、フィギュア等の関連グッズにも抜かりがない。NHKだからこそ成し得たクオリティとも言えるが、実現したのは制作陣が全身全霊で挑んだ結果であり、その熱量がSNS等で大きなバズを引き起こしたのだろう。

 なお、審査会では、日本テレビ系『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』、テレビ東京系『フルーツ宅配便』の2作品を推す声も目立った。

『トクサツガガガ』制作統括・吉永証氏 受賞コメント

特撮パートは、通常の特撮番組とほぼ変わらない制作方法で進めました
 作品賞をいただき光栄です。SNSでも大きな反響があり、大河ドラマや朝ドラではない枠で、これだけ多くの方に愛してもらえたことは、本当に嬉しく思っております。原作者の丹羽庭さんは特撮への深い愛がある方なので、ドラマ化するからには、特撮に対するリスペクトを大事に、しっかりと作らないといけないと考えました。本家である東映さんにご協力いただき、特撮パートは、通常の特撮番組とほぼ変わらない制作方法で進めました。「NHKが本気で作っている」といった声もいただきましたが、そこが多くの方に愛された理由の1つだと思っています。

【ロングインタビュー】『トクサツガガガ』吉永証P語る、NHK本気のドラマ制作

提供元: コンフィデンス

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