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「この虎が羊の毛でできている、だと…?」“羊毛フェルトの虎”に賞賛、夫婦の合作で生まれる信頼感「会話が尽きません」
夫婦で作る羊毛フェルト、「会話が尽きず、信頼できる存在」
「羊毛フェルトを始めて、9年くらいですね。今は休止してますが、月に2回の教室をしてます。また今はコロナ禍のために開催できないのですが、『つなぐ展』と名づけて妻と2人で展示会をしたりしてます。本業の傍ら、趣味として羊毛フェルトをしてます」
――羊毛フェルトを作る方は女性が多いかと思うのですが、始めたきっかけは?
「妻が作っているのを横で見ていて、最初は何が面白いんだろうと思っていたんです。妻が作っていたのは愛犬のチワワだったのですが、羊の毛がだんだんと形になっていくことに、不思議さと面白さを感じて、興味を持って。そのうち、『私にも作れるかも!』と思い始めたのがきっかけですね」
――なるほど。男性の作家は珍しいのでは?
「私の周りではいませんが、インスタのフォロワーさんには、同じ趣味の男性の方は数人います。みなさん素晴らしい作家さんです」
――ご夫婦でコラボレーションした作品もとても素敵でした。どんなふうに制作していくのですか?
「作風が違う2人の作品を、いかにイメージ通り一つの作品に仕上げるかを話し合っています。上手く仕上がった時はとても嬉しいですね。制作過程での難しい箇所やアイデアなど教えあい、結果的に成長につながっていれば嬉しいです」
――同じように制作活動をする中で、ご夫婦間の関係にも良い影響があるのでしょうか?
「同じ趣味ということもあって、会話が尽きないです。夫婦で目標も立てたりしてます。作り始めた当初はお互いにダメ出しもしてましたが、今ではフェルト作家としてもとても信頼できる存在です」
――お二方ともSNSで作品を発信していますが、いかがですか?
「みなさまに作品を見ていただくことによって、さらなる向上ができていると思います。また同じ趣味を持つ方からの温かいコメントは、すごく励みになりますね」
――最後に、作品を見る方や読者に伝えたいことは?
「羊毛フェルトを始めて9年。飽き性な私もみなさまの温かいコメントのおかげで続けることができました。いつも制作には四苦八苦して、目標とする仕上がりには程遠いのですが、一歩ずつ前進して、みなさまに羊毛フェルトの楽しさをお届けできたら嬉しいです」
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