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『西部警察』の”爆破”をジオラマで再現「不謹慎ですが、パトカーを吹っ飛ばしたい」

 ミニカーを組み込んだジオラマを制作、撮影し、SNSにアップする「#ミニジオフォト」。ミニカー愛好家らがさまざまな作品を投稿するなか、SAT-SIT(@KawanakaSatoshi)さんは、昭和の名ドラマ『西部警察』をシリーズで展開。毎回、CGなしで挑んでいたという伝説の“爆破”シーンも再現した。ミニカーのカスタムから、ジオラマの制作、撮影までを行う同氏に話を聞いた。

“畳の縁を道路にしたミニカー遊び”がすべての原点

――「ミニカーを使ったジオラマ(ミニジオフォト)」にハマるきっかけとなった原体験を教えてください。
SAT-SITミニカーの魅力に目覚めたキッカケは祖母から買ってもらったトミカでした。昭和世代の男性なら畳の縁を道路、ブロックや積み木を建物に見立て、パトカーと犯人車のカーチェイス、激突といったシーンを手遊びした経験は多いと思います。ブロックや積み木の建物でも、目線をトミカの高さにすると別世界が生まれます。デジカメの普及により、失敗を気にせず、接写も楽しめるようになったことも大きいですね。

――作品を拝見すると「西部警察」をシリーズ化されているようですが、作ろうと思われたきっかけは?
SAT-SIT西部警察に出会ったのは多感な中学生時代でした。勧善懲悪の単純明快なストーリー、個性的な刑事たち、軍団の結束力、溢れる正義感、CGではない迫力ある爆破やカーチェイス、美しいスーパーマシン、そして課長と団長の男の絆など、ドラマとしての魅力がたくさんあります。

 制作のきっかけは、この西部警察のエンディングにある“数十台のパトカー行列を再現したい“と思い、数多くのパトカーを集めるようになったこと。当時は『西部警察』モデルのミニカーがなかったので、スカイラインを改造したマシンXや、六さんのスタンザ鑑識車、シルビアを改造したオープンガゼールなどを自作していました。

 スーパーマシンの美しさは言うまでもありませんが、脇役であったセドリックやグロリアなどの覆面パトカーの“渋み”を引き出したのもこのドラマの特徴ではないでしょうか。
――なかでも「爆破」は、「西部警察」お得意の爆破と、刑事が乗る車のカッコよさ印象的です。この作品はどのようなイメージで制作されたのでしょうか?
SAT-SIT地方ロケのクライマックスシーンをイメージし、犯人の手榴弾とバズーカ砲で攻撃されるパトカーと覆面パトカー、爆煙の中を疾走するスーパーZを再現したジオラマです。“ヤラレメカ”であるパトカーの爆破はぜひ再現してみたかったシーンでした。スーパーZも攻撃を受けますがもちろん無傷です(笑)。

――「爆破」を制作する際に苦労したこと、こだわったことは?
SAT-SITパトカーを吹っ飛ばす爆煙の再現に苦労しました。当初は、ミニカーを針金で空中に固定しその周囲を煙に見立てた綿で囲む、といった方法も考えましたが断念し、結果的に爆煙はプラ素材で作って彩色しています。ネット画像を参考にした爆炎も形状や彩色に苦労しました。でもやっぱりスーパーZを前面に持ってくるだけでピシッと画像が引き締まるんですよね。

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