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SNSユーザーも古き良き“薫り”に反応… “昭和あるある”が詰まったジオラマ駅舎で繋がる「思い出と共感」

「作れないものはない」と思うマインドが大切

――制作後の反響はいかがでしたか?
鉄道模型に重量感を求めてブログで毎日制作過程をアップしていたため、ジオラマが完成した時は、沢山のブログ読者からリアルタイムで祝福のコメントを頂きました。たまたま見つけた「鉄道模型趣味」のレイアウトコンペの応募があったので、応募したところ、賞も頂きました。
ただ、家族には邪魔物のようで、ツイッターで投稿を始めるまでの4年間程は、捨てられないよう片隅にしまっていました(笑)。
――そういうご苦労もあるんですね(笑)。ジオラマを制作する上での信念はありますか?
鉄道模型に重量感を求めて「作れないものはない」ということです。人形の自作はかなり苦労しましたが、ジオラマに置いても違和感がないものができましたし、小物についても、何でも自分で作ってみようと思うようになりました。最初から作れないと思っていたら、このジオラマは出来なかった…なので「作れないものはない」と思うマインドは大切なことだと思います。

――最後に鉄道模型に重量感を求めてさんにとって「ジオラマ」とは何かを教えてください。

鉄道模型に重量感を求めてあまり考えたことがありませんが、敢えて言葉にするなら「思い出と共感」でしょうか。自分だけでなく、いろいろな方の思い出が詰まったものがジオラマではないかと思います。ブログと同様、最近始めたツイッターでもジオラマの写真をアップすると、いろいろな方の思い出話が寄せられてきます。自身のジオラマから、全く知らない方々の思い出をお聞きし、共感できるというのは素晴らしいことだと思います。
 新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、“ソーシャルディスタンス”が叫ばれ、人との距離が遠くなる昨今、Web上だけでもジオラマを通して人と共感し合い、繋がることができるということは、誠に幸せなことだと思います。

文/中山洋平

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