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吉瀬美智子、紺野まひる、高橋真唯がエロ文学ドラマで三姉妹役

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 女優の吉瀬美智子紺野まひる高橋真唯が、文学のなかのエロティシズムを描く日本テレビ系深夜ドラマ『妄想姉妹』で三姉妹役を演じることが21日(日)わかった。本作は、深夜ドラマならではの切り口で、現代の女性の目線から文学に迫り、美しい三姉妹の妄想の世界として人間の性(さが)を丸裸にする。長女役を演じ連続ドラマ初主演となる吉瀬は「女性からみてもやらしくない作品になるんじゃないかと、どんな映像になるか楽しみです」とコメントしている。

母親役的な長女(30歳)を演じる吉瀬美智子 

母親役的な長女(30歳)を演じる吉瀬美智子 

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 ここ最近で文学作品の話題が続いている。2009年の生誕100年にあわせた太宰治作品の映画化や、人気漫画化たちが新たに書き下ろした表紙の文庫が好調なセールスを記録するなど、文学がトレンドのキーワードのひとつとなりつつあるなか、それを題材にする現代ドラマが登場することになった。

 『妄想姉妹』は、とある洋館に暮らす三姉妹が主人公になり、作家であった亡き父が残した数十冊の文学作品に出会い、それぞれがその作品の主人公と自身を照らしあわせて妄想に入っていくというストーリー。日本が誇る文豪たちの名作のなかから毎回違った文学作品を取り上げ、そのもっとも官能的な部分にスポットをあてる。文豪たちが人間の本質を見つめながら溺れたそのエロティスシズムが、三姉妹の妄想の世界として、女性監督による女性の視点から描かれる。

 30歳独身で妹たちの母親的存在となる長女を演じ、着物姿も披露する吉瀬は、「大胆にみせるセクシーさよりも、ちょっとした仕草とか、隠していながらちょっとやらしいという感じを求めていて、観ているひとの想像を掻き立てるような作品になるといいなと思っています」とクランクインを前に見所をコメント。「女性監督ですし、きっと素敵に撮ってくれるのではないですか?」と期待を込める。

 文学というととっつきにくく思われがちかもしれないが、本作では今の時代の目線で文学作品にツッコミを入れる視点があり、登場人物がその時代と現代とを行き来する展開もある。姉妹のなかで文学にもっとも明るい病弱な三女を演じる高橋は「(文学作品は)堅苦しいイメージがありますが、実はそうでもないというのをわかりやすく表現できればと思います」。実際、言葉の表現は難しいところもあるが「伝えようとしている内容は難しくありません」とアピールする。

 また、その内容とともに気になるのは、今まさに注目される人気女優3人による共演だ。職を転々とし自由奔放に生きる次女を演じる紺野は「(役柄のように)男性を天秤にかけるようなことはしませんが、言いたいことをはっきり言うところは似ているのかな(笑)。見せ場は、全員に対して“Sキャラ”なところです」。高橋は「お2人ともとてもキレイで、私だけ姉妹に入り込めなかったらなんて心配なところもあるんですけど……。姉妹という設定がうれしいです」。一方、吉瀬は、紺野の妖艶な姿をみるのが楽しみとしながら、病弱な設定の高橋の衣装姿から「これが“ヤンデレ”なんだあ」と学んだことを明かした。

 『妄想姉妹〜文學という名のもとに〜』は、2009年1月17日(土)より毎週土曜日(深夜0:55〜、初回のみ同01:10〜)に放送される。全12回予定。

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  • 母親役的な長女(30歳)を演じる吉瀬美智子 
  • 自由奔放な次女(28歳)を演じる紺野まひる 
  • 病弱な22歳の三女役の高橋真唯 
  • 美人姉妹の妄想の世界が繰り広げられる『妄想姉妹』!? 

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