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『トミカプレミアムRS』第2弾はトミカ史上初の再現パーツ 「観賞用ではなく触って楽しんでほしい」
多くの大人のトミカファンの声とさらなるシリーズ拡大に向けて第2弾が実現
【安さん】第1弾の『Lamborghini Countach LP 500 S』が大変ご好評をいただいたことが、大きなきっかけとなりました。現在多くの大人の方々が、“自分たちのため”に「トミカプレミアム」を手に取って楽しんでいただいています。そんな現状をきっかけに展開したシリーズでもあり、今後のさらなるシリーズ拡大に向けた第2弾となっています。
――国産車にしたのはどういったことから?
【安さん】第1弾の発売時に、様々な国産車での展開を望む声も多く見られたため、本商品(本シリーズ)の第2弾の商品化が決定しました。
――『日産 スカイライン GT-R V・SPEC II Nur』は、「トミカプレミアム」としても昨年累計販売数、年間販売数ともにベスト5に入る人気車種でした。そういったことも、今回「トミカプレミアムRS」シリーズで商品化した理由のひとつですか?
【安さん】「日産 スカイライン GT-R(BNR34型)」は歴代の「スカイライン GT-R」の最終型で、デビューした1999年から現在まで高い人気を誇っている車種です。また、「トミカプレミアム」でも登場した当時からトップクラスの人気車種であること、さらに2019年は「GT-R」 50周年という節目の年で、多くのファンからの注目が集まっているということもあり、商品化に至りました。
「トミカ史上初」の施工が2つも 商品もパッケージも隅々まで見てほしい
【安さん】「V・specII Nur」は「BNR34型スカイラインGT-R」の最終モデルとして、「M・spec II」と合わせて計1000台のみ生産された稀少価値の高い一台です。シンボルカラーでもある「ベイサイドブルー」はもちろん印象の強い色ですが、当時を知る方たちにもより楽しんでもらえるよう、さらに稀少価値の高い「ミレニアムジェイド」を同時展開することにしました。
――両カラーとも人気が高そうです。
【安さん】それぞれに多くのファンの方々がいるでしょうから、ぜひとも「どちらか」ではなく「どちらも」手にとっていただきたいと思い、2色での展開をしています。
【安さん】普段クルマの詳細までは意識されない方々にも、このクルマの魅力を最大限伝えられるように、パッケージの裏面に実車の写真とクルマについての説明を記載しています。「トミカプレミアム」では初の実車説明を入れ、より多くの方々に楽しんでもらえるようなアプローチをしています。
――商品部分でこだわった点は?
【安さん】商品の再現部分では、トミカ史上初となる「ガラスまで表現したサッシュレスドア」を施しました。さらに、こちらも初となる、ホイールの隙間からうかがえる「ブレーキキャリパー」も表現していて、「トミカプレミアムRS」ならではの楽しみ方ができるように注力しています。
観賞用ではなく「手に取って遊べる」 玩具としての矜持を貫く
【安さん】現在「トミカプレミアムRS」シリーズでは、タカラトミーモールオリジナルとして『Lamborghini Countach LP 500 S』のブルー、ホワイト、イエローの3色を展開中です。こちらは、今年6月に開催された「東京おもちゃショー」でも展示しており、たくさんの方からご好評をいただいたようです。
――大人が納得できる商品クオリティを生み出すために、「トミカプレミアムRS」シリーズとして一番大事にしていることはなんですか?
【安さん】一番大事にしていることは「トミカらしさ」です。世の中には多くの1/43スケールのミニカーがありますが、その多くが鑑賞用として再現・展開されています。あくまでも、手軽に手に取って遊べること、安全基準を満たした製品であること、また台座等を付けて楽しみ方を限定しない等のように、あくまでも玩具としての矜持を貫くことを最重視しています。
――「トミカプレミアムRS」シリーズの第3弾、第4弾などを含め、今後の展開について教えてください。
【安さん】次弾についてですが、ぜひ期待していただきたいです。今後のブランド展開に関しても、2018年7月のリブランディングでロゴを一新したことを皮切りに、より多くの大人の方たちが楽しめる展開を考えておりますので、こちらもご期待ください。