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「ノッポさんに憧れて」世界で唯一の“セロテープアート作家”が語る“黄金の造形”の魅力
セロテープ誕生の秘密は、幼少期に憧れた“ノッポさん”
セロテープアートに目覚めたきっかけは、「子供の頃に放送されていた『できるかな』(NHK Eテレ)のノッポさんの真似をするんですが、よく失敗してセロテープを丸めるんです。それが塊になると気づいてその楽しさにハマっていきました」と、セロテープアートの原点を語る。魅力については、「誰もが一度はセロテープを丸めたことがあると思います。身近な素材で作品を作るということ、そういった親近感が作品の特徴であり、魅力だと思っています」とコメント。
一番の自信作は、7年以上をかけて今もなお制作途中の「セロフラワー オリジナル 〜未完の花〜」とのこと。「制作過程も含めて一つの作品になっています。花が咲いたり、枯れたりするというストーリーも観てもらいたいです。あと30年は作り続けようと思っています」と自信作を語る。今後挑戦してみたいテーマについて問うと、「作りたい作品のアイデアは常に溢れてきます。抽象作品などは作りながら考えていますし、セロテープの新しい表現に挑戦し続けています」と、セロテープの可能性を常に模索している。
ワークショップで子どもたちにセロテープアートの魅力を伝えたい
「憧れのノッポさんの背中を追うように、子どもたちに向けて、セロテープ工作を体験出来るワークショップを大規模展の際に開催しています。そういった活動を通して、セロテープアートを文化にしていくことが夢です」
瀬畑亮さんの作品は、神奈川県『FEI ART MUSEUM YOKOHAMA』にて28日まで開催中の個展『セロテープアート(R)展 2018 in 横浜』にて鑑賞することが出来る。