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ORICON NEWS
作る事の楽しさを感じられる本・映画
世界中のツリーハウスをまとめた1冊
(著) Peter Nelson、(翻訳)日本ツリーハウス協会/二見書房
『ツリーハウスをつくる』(2005年)
「めくるとまずツリーハウスができるまでの簡単な紹介、そこからは著者が見てまわった世界中のツリーハウスを見ることができます。著者が「このツリーハウスに出会ったときは、宝物を見つけたような気分だった」と言う表紙のツリーハウスは、アメリカにあるカエデの宮殿。20年の時間をかけ気のむくままに設計、作られた家にはこだわりと遊び心と何よりロマンが詰まっていて…“最高”です」
男のロマンが詰まったプラモデル本
(著)モリナガ・ヨウ/大日本絵画
『35分の1スケールの迷宮物語』(2003年)
「タミヤ製35分の1スケールの戦車、『ミリタリーミニチュアシリーズ』誕生30周年記念企画として単行本化された、プラモデル好きによるプラモデル好きのためのプラモデル本。表紙のように絵と文と小ネタをこれでもかと詰め込んでいくモリナガ・ヨウさんのスタイルにより、箱を開けたときのプラモデルのようなゴチャゴチャ感とワクワク感が楽しめます。エナメル溶剤はこぼれると信じられない速度で机の上に広がる。カラーパウダーの原料は桐粉など、ノスタルジックになったり、何十年越しの発見もあり、読んでいるとたまらなく模型店に行きたくなります」
思わず背筋が正される、生活を良くする決め事100×2
(著)松浦 弥太郎/マガジンハウス
『100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート』(2012年)
「基本とは、その物事の根本にあるものでマスターするものではなく、続けること、保ち続けることが大切なんだと分かっているつもりでも、基本を「こなし」がちになりラットレースをしている気分になり小さな妥協がほつれになって、ある時気づくと挫折していた。ふがいないものです。本書は松浦弥太郎さんが自分の基本としていることを100個、そして松浦さんが書店COW BOOKSでスタッフで共有している基本を100個書き出したものです。値段を見て「高い」「安い」と言わない。小さい約束ほど大切にする…など、読んでいると背筋がまっすぐになります。巻末には読者が100の基本を作れる項があるので、ぜひ、少し背伸びしをしてみましょう」
すこしだけ手間暇をかける、そんな時間の楽しみ方
(著)庄野 雄治、(イラスト)平澤 まりこ/ミルブックス
『コーヒーの絵本』(2014年)
「“自分の時間を作ること”が、大人になるととても難しいことになっていく。考えなければいけないこと、やるべきこと、やらなければいけないこと、やりたいこと、できていないこと、時間に追われ急かされ、時間に潰される日々。一旦落ち着いて、一杯のコーヒーをつくろう。本書は大人の絵本です。コーヒーとは何か、から始まり、一杯のコーヒーができるまで、淹れ方の種類、味の種類など、ゆったりと順々に眺めて、手間を楽しむように作ってみて、ゆっくり飲む。さっきまで唸りをあげていた時間が、テーブルの向かい側で自分と同じようにくつろいでいるのを感じるはずです」
リーディングスタイル株式会社
企画室 書籍統括
岡本 草太さん
現在リーディングスタイルプロジェクト全店で展開している一押しフェアは、全国的に話題となったさわや書店『文庫X』の公式アレンジ『WHITE BUNKO』。担当者のとっておきの「この一冊」を推したメッセージのみを記載したカバーで覆い、タイトルや著者名など値段以外の一切の情報を伏せて販売している。本企画は6月に第六弾を販売。
<リーディングスタイル株式会社>
スタッフが一点一点こだわってセレクトした、大人の知的好奇心を刺激する書籍と遊び心を刺激する雑貨を揃え、店内の書籍を試読できるカフェも併設するライフスタイル提案型のブックカフェを展開する「リーディングスタイル」。「マルノウチリーディングスタイル」はその旗艦店として東京・丸の内の商業施設「KITTE」4Fに出店。365日それぞれに推薦書物を展開する「バースデー文庫」などの企画は全国的にも話題になった。リーディングスタイルプロジェクトとして「solid&liquid TENJIN」「solid&liquid COMICOMI STUDIO MACHIDA」「スタンダードブックストアあべの」「BOWL富士見/海老名」なども展開する。
http://www.readingstyle.co.jp/