NHK朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』をはじめ、ドラマや映画に引っ張りだこの俳優・向井理が、2011年大河ドラマ『江〜姫たちの戦国』に徳川二代将軍・秀忠役で出演することが決まった。5日、同局での会見に『ゲゲゲ〜』の収録スタジオから駆けつけた向井は、ハードスケジュールを心配する声に「あまり、役作りだったり体力的な部分を気にしたことはありません」と頼もしい回答。現在、朝ドラではヒロインの夫・水木茂を演じており、大河でも上野樹里演じるヒロイン・江の3度目の夫を演じる。朝ドラと大河を通じて“ヒロインの夫役”を演じるのは史上初の快挙。どちらも重要な役どころでの「朝ドラから大河へ」のバトンタッチ劇の渦中にいる向井は、今やハリウッド俳優の渡辺謙、『篤姫』を経て国民的女優に成長した宮崎あおいと共通するブレイクの道程を辿っている。
2010/07/06