俳優の甲本雅裕(56)映画『高津川』の全国公開記念舞台あいさつに参加した。本作は2019年11月29日に先行公開された後、コロナ禍となり公開延期に。2年以上を経て、11日から全国公開となる。甲本は「地味なタイトルの映画にお集まりいただき、ありがとうございます」と笑顔を見せると「(公開まで)ホントに待ちましたね。長かった。ベストな状況で観ていただきたくて待った。現状はどうなのか。こんな状況ではあります。今、思うのはベストな時期に公開できると思って、宣伝していけたら」と思いを伝えた。
1989年東京サンシャインボーイズに入団し、芸能界入りした甲本だが意外にも本作が映画初主演となる。いつ主演を知ったか問われると「(脚本を)読み終わった時に主役なんだな、と。マネージャーに本を渡されただけだったので。最初から読んでいって、読み終わった時に『主役じゃないか、これ』と思って。マネージャーに確認したら『そうですよ』って。人が初めて主役するのに、そんな簡単なのかって(笑)。でも、そんなよさも、この映画で伝わる」と振り返り、笑わせていた。
最後のあいさつで甲本は「いろんなことで大変なことが多い。みなさんの心の中もいっぱいいっぱいでギュウギュウになっていることと思います。そういう中で、僕たちのできることは、いっぱいいっぱいになったところで少しでも隙間を空けること。何かを与える仕事ではない。少し隙間を空けることができる可能性を秘めた仕事だと思っています。もし、隙間ができたら楽しいことで埋めていただけたら」と胸のうちを吐露。「アクション、サスペンス性、恋愛要素ゼロ。何もないけど、何でもないわけじゃない。地味なタイトルにみなさんで少しでも色付けしていただけたら幸いです。よろしくお願いします」と訴えかけていた。
本作の主人公は、ダムが一つもない一級河川、日本一の清流「高津川」の流域に暮らす、牧場を経営している斎藤学(甲本)。妻を亡くし、母の絹江(奈良岡朋子)、娘の七海(大野いと)、息子の竜也(石川雷蔵)と4人暮らし。七海は大阪から帰って来たばかりで、高校生の弟・竜也の考えていることは分からない。地元の誇りである「神楽」の舞いは歌舞伎の源流ともいわれ、代々舞手が受け継がれて来たが、学は今年舞手の舞台を踏む竜也がけいこをさぼってばかりいること、進路のことを危惧する日々だった。
舞台あいさつには、大野、戸田菜穂、田口浩正、錦織良成監督も参加した。
1989年東京サンシャインボーイズに入団し、芸能界入りした甲本だが意外にも本作が映画初主演となる。いつ主演を知ったか問われると「(脚本を)読み終わった時に主役なんだな、と。マネージャーに本を渡されただけだったので。最初から読んでいって、読み終わった時に『主役じゃないか、これ』と思って。マネージャーに確認したら『そうですよ』って。人が初めて主役するのに、そんな簡単なのかって(笑)。でも、そんなよさも、この映画で伝わる」と振り返り、笑わせていた。
最後のあいさつで甲本は「いろんなことで大変なことが多い。みなさんの心の中もいっぱいいっぱいでギュウギュウになっていることと思います。そういう中で、僕たちのできることは、いっぱいいっぱいになったところで少しでも隙間を空けること。何かを与える仕事ではない。少し隙間を空けることができる可能性を秘めた仕事だと思っています。もし、隙間ができたら楽しいことで埋めていただけたら」と胸のうちを吐露。「アクション、サスペンス性、恋愛要素ゼロ。何もないけど、何でもないわけじゃない。地味なタイトルにみなさんで少しでも色付けしていただけたら幸いです。よろしくお願いします」と訴えかけていた。
本作の主人公は、ダムが一つもない一級河川、日本一の清流「高津川」の流域に暮らす、牧場を経営している斎藤学(甲本)。妻を亡くし、母の絹江(奈良岡朋子)、娘の七海(大野いと)、息子の竜也(石川雷蔵)と4人暮らし。七海は大阪から帰って来たばかりで、高校生の弟・竜也の考えていることは分からない。地元の誇りである「神楽」の舞いは歌舞伎の源流ともいわれ、代々舞手が受け継がれて来たが、学は今年舞手の舞台を踏む竜也がけいこをさぼってばかりいること、進路のことを危惧する日々だった。
舞台あいさつには、大野、戸田菜穂、田口浩正、錦織良成監督も参加した。
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2022/02/02