7日より、東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか、全国順次公開中の映画『ハニーボーイ』。公開を記念して、本編の冒頭映像が解禁された。
本作は、ハリウッドで人気子役として活躍していたオーティスが、マネージャーを務める愛情表現が不器用な父・ジェームズに振り回され、ぶつかり合う日々の中で、オーティスを心配する保護観察官のトム、モーテルに住む隣人の少女、撮影現場の大人たちとの出会いを経て、成長していく物語。脚本は、ジェームズ役で出演するシャイア・ラブーフによるもの。自身の体験をもとに執筆し、脚本家デビューを果たした。ハリウッド映画賞にてブレイクスルー脚本賞を受賞するなどの評価を得ている。
12歳のオーティスを演じるのは、『ワンダー 君は太陽』、『クワイエット・プレイス』シリーズ、『フォードvsフェラーリ』と異なるジャンルの傑作でひときわ存在感を放ち、美しいルックスで映画ファンを魅了する次世代のスター、ノア・ジュプ。10年後のオーティスをルーカス・ヘッジズが演じる。
ファーストカットでは、主人公・オーティスの青年期を演じるルーカス・ヘッジズの不安げな表情で佇む姿から始まる。背後には大破した車やジェット機が映り、煙がたちこめている。突然正面から爆撃が飛んできて、思いっきり吹き飛ばされるヘッジズ。大きな爆発が起こり炎と煙に包まれる。そして、撮影スタッフの「カット!」の声とカチンコが映り込み、ロープとハーネスをつけ宙吊りにされたヘッジズの様子からスタントシーンの撮影中だとわかる。
このシーンを皮切りに(青年期の)オーティスが自己破壊的な行動をとり始め、人生が崩壊していく様が描かれる。自身の苦悩の元凶が父親ジェームズだと気づいたオーティスは、トラウマを乗り越えるため、過去を振り返り始める。
大がかりな爆破シーン、ヘッジズが着用している革ジャンの雰囲気から、冒頭映像がシャイア・ラブーフの代表作、超メガヒットシリーズ『トランスフォーマー』のオマージュだと想像できる(『トランスフォーマー』主人公のサムが、パニックに陥った時に出る「NO NO NO…!」の口癖も)。
監督のアルマ・ハレルは冒頭映像を『トランスフォーマー』のオマージュにした理由について、「ほんの数分で彼のキャラクターを描き出したかった、このシーンを見たら彼が俳優であることを説明する必要もない。映画のテーマの観点から見ても、オーティスの初登場シーンとしても最適だったと思う。私から見ると、彼は大きな機械の一部分で、操り人形みたいに扱われるという感じがするの。何度吹っ飛ばされても、またやらされる。彼が全くの無力だということを見せたかった。その様子をあのショットで描き出したかったの」と明かしている。
操り人形のワイヤーを外して本物の少年になることを望みながらも(大人なフリをしようと)うそをつき続け、それで鼻がどんどん伸びていくピノキオをイメージしたとも語っている。
宙吊りで動けないオーティスの姿を描く事で一躍ハリウッドスターになったが故に、いろいろなものに縛られ苦悩するオーティスの心中も表現。本編ではノア・ジュプ演じる幼少期のオーティスもロープとハーネスを着けられ宙吊りになるシーンがあり、幼少期と青年期、2人のオーティスのスタントシーンも見どころだ。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
本作は、ハリウッドで人気子役として活躍していたオーティスが、マネージャーを務める愛情表現が不器用な父・ジェームズに振り回され、ぶつかり合う日々の中で、オーティスを心配する保護観察官のトム、モーテルに住む隣人の少女、撮影現場の大人たちとの出会いを経て、成長していく物語。脚本は、ジェームズ役で出演するシャイア・ラブーフによるもの。自身の体験をもとに執筆し、脚本家デビューを果たした。ハリウッド映画賞にてブレイクスルー脚本賞を受賞するなどの評価を得ている。
12歳のオーティスを演じるのは、『ワンダー 君は太陽』、『クワイエット・プレイス』シリーズ、『フォードvsフェラーリ』と異なるジャンルの傑作でひときわ存在感を放ち、美しいルックスで映画ファンを魅了する次世代のスター、ノア・ジュプ。10年後のオーティスをルーカス・ヘッジズが演じる。
ファーストカットでは、主人公・オーティスの青年期を演じるルーカス・ヘッジズの不安げな表情で佇む姿から始まる。背後には大破した車やジェット機が映り、煙がたちこめている。突然正面から爆撃が飛んできて、思いっきり吹き飛ばされるヘッジズ。大きな爆発が起こり炎と煙に包まれる。そして、撮影スタッフの「カット!」の声とカチンコが映り込み、ロープとハーネスをつけ宙吊りにされたヘッジズの様子からスタントシーンの撮影中だとわかる。
このシーンを皮切りに(青年期の)オーティスが自己破壊的な行動をとり始め、人生が崩壊していく様が描かれる。自身の苦悩の元凶が父親ジェームズだと気づいたオーティスは、トラウマを乗り越えるため、過去を振り返り始める。
大がかりな爆破シーン、ヘッジズが着用している革ジャンの雰囲気から、冒頭映像がシャイア・ラブーフの代表作、超メガヒットシリーズ『トランスフォーマー』のオマージュだと想像できる(『トランスフォーマー』主人公のサムが、パニックに陥った時に出る「NO NO NO…!」の口癖も)。
監督のアルマ・ハレルは冒頭映像を『トランスフォーマー』のオマージュにした理由について、「ほんの数分で彼のキャラクターを描き出したかった、このシーンを見たら彼が俳優であることを説明する必要もない。映画のテーマの観点から見ても、オーティスの初登場シーンとしても最適だったと思う。私から見ると、彼は大きな機械の一部分で、操り人形みたいに扱われるという感じがするの。何度吹っ飛ばされても、またやらされる。彼が全くの無力だということを見せたかった。その様子をあのショットで描き出したかったの」と明かしている。
操り人形のワイヤーを外して本物の少年になることを望みながらも(大人なフリをしようと)うそをつき続け、それで鼻がどんどん伸びていくピノキオをイメージしたとも語っている。
宙吊りで動けないオーティスの姿を描く事で一躍ハリウッドスターになったが故に、いろいろなものに縛られ苦悩するオーティスの心中も表現。本編ではノア・ジュプ演じる幼少期のオーティスもロープとハーネスを着けられ宙吊りになるシーンがあり、幼少期と青年期、2人のオーティスのスタントシーンも見どころだ。
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2020/08/10