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【大阪・関西万博】「目の健康寿命60年」残り40年は? 子どもの目は大丈夫? 認知症予防も視野に…ロートが見据えるアイケアの現在と未来

大阪・関西万博での展示の様子

大阪・関西万博での展示の様子

創業125年の老舗企業、スキンケアから再生医療まで拡大するワケ

 1909年に目薬を発売して以来、アイケア製品で圧倒的なシェアと認知度を誇るロート製薬。その事業領域は広く、中でも「肌ラボ」シリーズをはじめとするスキンケア製品の売り上げは、今や国内トップに躍り出ている。実はこれも、まったく関係ない分野に進出したわけではなく、アイケアで培った技術が根底にあるとか。

 「スキンケア製品の開発は、当社が長年にわたって取り組んできたアイケアの研究を応用したものでした。目は“唯一の剥き出しの臓器”と言われているだけに、外界のダメージを受けやすい。そのため通常は粘膜や涙液がバリアしていますが、そのバリアされた先にしっかり薬剤を届けるための研究が、美容成分としても知られるヒアルロン酸やセラミドなどの開発に発展していきました」

 また、万博で「再生医療が身近になった2050年ミライ社会」を出展しているように、再生医療への取り組みも同様だ。

 「再生医療も『ダメージを受けた目の細胞をいかに活性するか?』といった、アイケアを中心とした、細胞や組織再生に関する研究がベースになっています。当社の経営総合ビジョンは“Connect for Well-being”。これからも目の研究から発展したさまざまな技術やノウハウを繋ぎ、人々の心身の健康と美に貢献していきたいと考えています」

 創業125年を超える歴史と実績に甘んじることなく、新たな分野に果敢に挑戦を続ける同社。その企業文化が大切にしているのは「創業以来の“誰もやらないことをやる”というベンチャースピリッツ」だと梅村さんは語る。

 「新たな価値やアイデアをスピーディーに社会に投げかけられるのがベンチャーの強みです。その精神を忘れることなく、万博で提示した『ミライのアイケア』『ミライの再生医療』の迅速な社会実装を目指して邁進していきたいですね」

(文:児玉澄子)

■ロート製薬 大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオンへの出展(外部サイト)

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