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【サンリオ】はなまるおばけ TRAIN TV“癒し”パワーで大反響、サンリオキャラクター大賞でも好発進
TRAIN TVで異色の反響、「はなまるおばけ、永遠に続いてくれ」
そんなTRAIN TVで異色の反響があったのが、サンリオのキャラクター・はなまるおばけによる番組『はなまるおばけラジオ』(1月27日〜2月16日)。はなまるおばけとは、サンリオが2022年〜2023年にかけて実施したユーザー参加型プロジェクト『NEXT KAWAII PROJECT』で生まれた新キャラクターで、頑張った“あなた”にハナマルをくれる不思議なおばけだ。
TRAIN TVでの本格的なキャラクターコンテンツであり、「放映直後からSNSでの反響が大きく、若年層、特に女性を中心に、はなまるおばけのファン層からの好意的なコメントが多く見られました。また、TRAIN TVや駅の番宣広告をきっかけに新規層の投稿も見られ、『TRAIN TVでまるまるを見かけてからはまりつつある』というお声や、放映終了後には『はなまるおばけ、永遠に続いてくれ』と言った継続を望むお声も見られました」(jeki TRAIN TV事業部 中村真さん)とのこと。
サンリオのはなまるおばけ担当プロデューサー・神崎沙耶香さんも、「ファンの方からはSNSを通じて『電車で見たよ』という声をいただきました。また、TRAIN TVをきっかけに知ってくださった方からは、『白いふわふわのコ、あのコがはなまるおばけなんだ』とか『あのコってサンリオだったんだ』という声も多く上がっていました」と、幅広い層からの反響を得たようだ。
通勤・帰宅時間の“癒し”のニーズに合致、第2弾にも大きな反響
サンリオ・神崎さんは、「TRAIN TVは、毎日の移動時間の隙間に少しでも笑いや癒しを届けたり、ネガティブや無ではなく、ポジティブな気持ちを刺激する時間を作ることで、人生がより豊かになるんじゃないか。『今日も1日頑張って良かった』と思ってほしい…との思いで開局されたと聞いております。『今日もがんばった“あなた”にハナマルをくれる、不思議なおばけ』という、はなまるおばけのコンセプトとも非常にマッチするのではないかと思いました」と回答。
jeki・中村さんも、「特に通勤・帰宅時間の移動者心理として、“癒し”のニーズは強くあります。頑張っている人を応援するはなまるおばけのキャラクターは、視聴者ニーズにマッチするものだったと考えます」と、それぞれの思いが重なり、実現に至ったという。
ちなみに、『はなまるおばけラジオ』は終了しているが、4月16日からは第2弾『はなまるおばけのハテナスイーツ』が放映中(5月11日まで)。ここでは、あまいもの好きの“まるまる”が、スイーツの語源にまつわるクイズを出題。新生活や新年度で不安やストレスを抱えやすい時期に合わせ、「あまいものでほっと一息つこうね。」というメッセージを込めており、「第1弾に増して大きな反響をいただいている」という。
「はなまるおばけは、がんばっている人をそっと見守りながら、結果だけでなく、その過程や努力にハナマルをくれるキャラクター。もともとは、人生で初めて自分自身と向き合う時間を迎えるような青年期を過ごしているZ世代を中心に、はなまるおばけと出会うことで、ポジティブに自分を肯定し認めてあげられるようになったらと願っていました。ただ今回、学生さんだけでなく、社会人の方、男性の方にも多くの反響をいただけて。幅広く共感していただけるキャラクターなのだとあらためて感じております。首都圏以外のみなさんも、見逃し配信でコンテンツを楽しんでくれているようです」(サンリオ・神崎さん)