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【医師に聞く】「花粉症おさまった…」と安心してる場合じゃない、来春を快適に過ごすための治療は今がチャンス

舌下免疫療法、どんな人に合っている?

――どのような方に合っている治療法ですか。

 「まず、花粉症の症状が酷い方ですね。具体的に言うと、点鼻薬や点眼薬を使っても、アレルギーの飲み薬を飲んでも良くならない方。こうした方には間違いなく適しています。それ以外の方でも、花粉症を克服したいという方には提案しています」

――副作用はないのでしょうか?

 「舌の下にアレルギー物質を乗せる治療法なので、舌の下にヒリヒリ感やむくみという症状が出る方はいます。アレルギー症状で皮膚がかゆくなるのに似た症状ですね。ですが、それがアナフィラキシーにまで至る例はこれまで一度もなく、99%以上安全。中等以上の副作用が出る可能性は、何百人に1人の割合です。病院で点滴される抗生物質よりも、薬疹などの副作用の可能性は低いので、医師としては『極めて安全性が高い』と言えます。

 ただ、人によっては舌の下に薬を乗せる違和感に耐えられない方もいるので、その場合は症状を和らげる薬を併用、耐えられない場合は中止します。しかし、ほとんどの方は1週間以内には慣れるようで、そのまま続けられますね」

――新しい治療となると、価格は高いのでしょうか?

 「薬価がだいたい月に千数百円程度なので、一般的なお値段で処方が可能です」

――ならば安心ですね。

 「この舌下免疫療法は推奨期間が3年以上で、最大で5年。つまり5年以上は続けられません。そもそも、ほとんどの方が3年で効果を感じ、5年続けた方自体がほとんどいません。また、効果が出るのは早くて数ヵ月ですが、強く効果を感じるには1年前後は続けた方が良い。来年の花粉症シーズンのためにも、今から始めてみることを推奨します」

■クリニックフォア(花粉症オンライン診療)(外部サイト)
加納永将(かのうながまさ)

監修者 加納永将(かのうながまさ)

クリニックフォア亀戸院院長。順天堂大学を卒業後、順天堂医院に勤務し、プライマリーケア領域を中心とした診療を行う。その後、離島の村医として、僻地医療や在宅医療に携わり、2023年にクリニックフォア亀戸院院長に就任。

(文:衣輪晋一)

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