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岐阜城を築いた信長&再利用した家康、大河ドラマ&映画で注目のまちを歩く
家康が城を築き、城下町&宿場町として発展した加納
加納城跡
光国寺
信長・家康を魅了したぎふ長良川の鵜飼
山下さん1615年、大坂夏の陣からの帰りに岐阜に滞在した家康・秀忠父子が鵜飼を観たと伝わっています。同年、将軍家への鮎鮨献上が始まりました。同時に、鵜匠には川の自由な航行や、冬に鵜の餌を求めて餌飼(えがい)をすることが認められるなど、さまざまな特権が与えられました。以降、将軍家によって、鵜飼の伝統は守られてきました。家康のおかげといっても過言ではないと思います。
信長・家康を魅了したぎふ長良川の鵜飼
美濃国戦国案内人
信長によって栄えた北側の岐阜、そして、家康によって再興され城下町&宿場町として発展した南側の加納。加納地区は全国有数の和傘の生産地であり、岐阜和傘は昨年、伝統的工芸品に認定された。地場の産業としての傘が加納の地に育ってきたのは宝暦年代(1760年ごろ)。財政が窮乏した当時の藩主・永井氏が、年貢米の不足を補うためにサイドビジネスとして和傘を利用した。武士と町民の分業作業で発展し、美濃傘(加納傘)として名声が確立されていく。
今も数軒の製造業者と数十人の職人たちが伝統を守り続けている岐阜和傘。昨年の「ぎふ信長まつり」騎馬武者行列に参加した、映画『レジェンド&バタフライ』の織田信長役・木村拓哉と福富平太郎貞家役・伊藤英明に、岐阜市長がプレゼントしたのは、加納で作られた岐阜和傘だった。織田信長の天下布武、徳川家康がもたらした天下泰平、それが現代にまでつながっていることをそこかしこで体感できる、それが岐阜を旅する魅力だ。