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昭和の風情を感じる”街のおもちゃ屋”、令和の今も残る店構えに「心がざわついた…」

「心がざわつくおもちゃ屋の店構え。」(C)toshiboさん

「心がざわつくおもちゃ屋の店構え。」(C)toshiboさん

 「心がざわつくおもちゃ屋の店構え。」と、様々な”掘り出し物”が売られていそうな街のおもちゃ屋を撮影した写真がツイッターで話題に。「外装の年季が入った感じがいいですね」「看板のロゴ、タカラとトミーが分かれている!」「ベイブレードやハイパーヨーヨーを思い出して胸が苦しくなる…」など、多くの反響を集めた。撮影者のtoshiboさん(@JIYUKENKYU_jp)に、撮影した際に感じたこと、子どもの頃に感じた”おもちゃ屋”の思い出エピソードを聞いた。

風情が残るおもちゃ屋に、今と昔が混在

ーーおもちゃ屋を撮影した経緯は?

「投稿したおもちゃ屋さんは、群馬県沼田市にある『おもちゃのキジマ』さんになります。沼田市は少し昔の風情が残る良い町並みでして、以前から何度か訪れていているなかで知りました。近隣に別のおもちゃ屋さんがあったのですが、そちらが廃業後に建物自体も取り壊しとなってしまいました。そのため『こちらのおもちゃ屋さんも記録しておこう』と撮影した写真が今回の投稿になります」

ーー店構えを見た時に、toshiboさんはどんなことを感じましたか?

「ひと目見たときの”情報量の多さ”に惹きつけられました。ツイッターのコメントにいくつかあって共感できた部分でもありますが、お店の看板には昔のホビーメーカーのロゴが並んでいるのに、入口の周りには比較的最近のおもちゃや映画のポスターが貼られていたりして、今と昔が混在している感じが良かったです」

「子どもの交流場として、貴重な場所だった」

ーー店内を周って、toshiboさんも気になったおもちゃ(TAMIYAのソラえもん号)を購入したというツイートもありました。地域に根付いたおもちゃ屋さんの魅力は、どのようなところにあると思いますか?

「自分が子どもの頃よく行っていたのは、子供向けの朝番組でよく取り上げられていた、街の看板とも言える老舗のおもちゃ屋さんでした。かなり前に無くなってしまったのですが…。ビルの一階と二階にフロアがあって、階段を上がった二階に小学生が遊ぶおもちゃが集まっていた。おもちゃ屋主催の何かしらの大会が開かれていて、それが楽しくて毎日のように行っていた時期もありましたね。今思うと、子どもの交流場としてかなり貴重な場所だったのかもしれません」

ーー地域のおもちゃ屋さんは、現在廃業している店も多そうです。

「僕が通っていたおもちゃ屋さんは、現在はビル自体は残っています。おもちゃ屋さんが廃業した後にコンビニが入りまして、そのコンビニにもたまに行くのですが、よく遊んでいた二階へ上がる階段がまだ見える場所に残っていて、それを見る度に『この階段を上がったらまだ昔の内装のまま残ってるんじゃないか?』っていつも考えています(笑)。

 自分は”廃墟”をテーマに作品を撮影する活動をしていて、その関係で全国の地方へよく行きます。こんな感じのお店があったら絶対入るか写真を撮るかしているのですが、おもちゃ屋さんは殆ど廃業されているようで全く見かけないですね。ツイッターのコメントにも、その人がよく行っていたおもちゃ屋さんの話だったり、現存するおもちゃ屋さんを紹介してくれる人が沢山いました。これをきっかけに思い出のあるお店に足を運んでもらえると嬉しいです」
Twitter:https://twitter.com/JIYUKENKYU_jp(外部サイト)
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YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCVUsgeQX8wvk5WV2yCw56wQ(外部サイト)
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