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「リモコンどこ?」イライラも解消 スマホでテレビを操作できるアプリ『家電手帳』とは?

リモコン代わりになるアプリ『家電手帳』

リモコン代わりになるアプリ『家電手帳』

 共働きはもちろん、リモート環境で子育てしながら仕事をする人も増えており、日々の“時短テクニック”に注目が集まっている。そんな時短テクのアイテムとして注目を集めるのが、『家電手帳』という無料アプリ。テレビやエアコンなど、家庭のWi-Fiネットワークに対応する「スマート家電」をアプリ1つで操作できるので、いちいち専用リモコンを探す必要がなくなるほか、かさばる取扱説明書の管理なども可能に。暮らしをすっきりシンプルに変える『家電手帳』の魅力とは?
家電手帳』(外部サイト)

テレビ、エアコン、照明まで、アプリでカンタン操作 「テレビつけて」音声対応も

  • 『家電手帳』

    『家電手帳』

 自粛続きもあって、自宅での暮らしを充実させたいと感じている人が増えている昨今。より快適な生活のために、できるだけ合理的に家の中のあれこれを済ませたいという時短テクへの関心も高まっている。

 そんな中、口コミでじわじわと便利さが広まって注目を集め、ユーザーが増えている無料アプリがある。家庭内のWi-Fiネットワーク下にある家電を一括管理できる『家電手帳』である。
 ネットワークに接続している、テレビや調理家電、タワーファンなどを、アプリでリモコン操作できるようにするもの。パナソニック/東芝/シャープ/ソニーといったおもな国内メーカーに加え、ダイソン/iRobot/IKEAなど、海外メーカー製の家電にも対応領域を拡大し続けている。
 例えば、朝起きる時間に合わせてテレビや照明がつくように設定したり、料理や掃除中など手が離せないときに、事前に登録しておけばテレビやエアコンを音声コマンドで操作したりもできる。
  • 起床時、自動でテレビや照明をオン

    起床時、自動でテレビや照明をオン

  • 料理で手が離せない時、Siriでテレビを操作

    料理で手が離せない時、Siriでテレビを操作

  • 朝出かける時、テレビや照明をアプリでまとめて操作

    朝出かける時、テレビや照明をアプリでまとめて操作

 利用は簡単。自宅にWi-Fi環境さえあれば、まずアプリをスマホにダウンロード&起動。『リモコン』タブから新規登録をタップすると、使いたい家電の型が一覧で表示される。接続したいものを選んでタップすると、リモコン操作や取扱説明書が利用可能になる。または、取扱説明書を登録するのみの利用であれば、家電の裏側などにある型番などが印刷されたラベルやQRコードなどを撮影して登録することも可能だ。

 それだけで、テレビなら音量やチャンネルの変更、エアコンなら温度管理など、日常で使う基本動作を専用リモコン同様にアプリで操作できるようになる。
家電手帳』(外部サイト)

“3ステップ”でわかる『家電手帳』アプリの使い方

アプリをスマホにダウンロードして起動し、「+」をタップ

アプリをスマホにダウンロードして起動し、「+」をタップ

接続したい機器のネットワーク設定をONにする

接続したい機器のネットワーク設定をONにする

使いたい家電の機器が一覧で表示されるので、接続したい機器を選んでタップ

使いたい家電の機器が一覧で表示されるので、接続したい機器を選んでタップ

家電手帳』(外部サイト)

取扱説明書もアプリ内で閲覧、紙で整理する“わずらわしさ”もナシ

 アプリ『家電手帳』は、2019年春のリリース当初から、保証書やレシートの写真を家電の情報と一緒に記録・参照できる“無料の家電管理アプリ”として利用者を伸ばしてきた。

 約1年後にまず国内メーカー各社のテレビ対応のリモコン機能を付加、さらに家庭内に実はすでにたくさん存在しているWi-Fiネットワーク対応の家電を制御できるよう、機能を順次拡張。テレビのほかにも照明/エアコン/ロボット掃除機/扇風機/ブラインドと、現在7種類の機器のリモコン操作に対応できるようになっている。

撮影した保証書や取扱説明書も一括管理

撮影した保証書や取扱説明書も一括管理

 また『家電手帳』と家電を連携させると、取扱説明書へのアクセスも可能となる。例えば、家電を使っていて突然エラーコードが表示されたとしても、アプリ内の「家電の詳細」ページからすぐにメーカー取扱説明書のリンクへ飛ぶことができる。自宅に保管していた取扱説明書を探したり、検索でメーカー名やエラーコードを入力したりする手間が省けるのである。

 基本的に、『家電手帳』で管理・操作が可能となるのは家庭内などのWi-Fiネットワーク対応機器のみとなるが、その機器は日々、増え続けている。

 『家電手帳』ユーザーの評価をみると、「リモコンを探す手間が省けて非常にありがたい」、「デジタル関連は苦手だけど、ダウンロードも登録もリモコン機能を使うのも意外に簡単だった」、「メールアドレスなど個人情報の入力が不要で使えるのはいい」、「小さい子どもがいるので、リモコンをかじったり中の電池を食べようとしたりといった不安から解放された」、「ラベルを撮ったらもう登録できた、ストレスフリー」といった多くの称賛が寄せられている。

コンセプトは“シンプルな暮らしを応援”、「機械に頼れるものは頼って」

 Apple社AppStoreでの評価は4.1(5段階/2021年9月9日付)。いわゆる「スマート家電」が家庭内に浸透し、各メーカーからもリモコンアプリはリリースされている。しかし、『家電手帳』が高評価である大きな理由は、メーカーをまたいで利用できるところ。アプリ1つだけで、家中のさまざまな家電が管理できるのだ。
 開発したインテック社の担当者は、「時短テクが進むなか、機械に頼れるところは頼ってほしい」と開発への想いを語る。

「誰でも気軽に使っていただける仕様を常に心がけ、アップデートを続けています。まず誰かのスマホ1台で『家電手帳』を登録すれば、その情報を家族で共有できます。例えば、ママが登録したスマホに「家電手帳の共有・引継ぎ」ページからQRコードを表示し、それをパパが読み込むと共有できる仕様です。もちろんネットワークが繋がっていれば、別の部屋からの操作も可能です」(インテック・テクノロジー&マーケティング本部 遠藤貴裕氏)
 インテック社は、創業以来55年にわたって培ってきた技術力をもとに、デジタル技術の活用や、新たな価値創造型の開発にも積極的に挑戦する企業として知られる。だがなぜ、これほど便利なアプリを無償で提供しているのだろうか。

「もちろん、いずれ将来的には広告モデルや月額課金なども視野に入れてはいます。ですが、根本的にはまず私たちの暮らしをよりシンプルに、快適にしていきたいという思いがあります。そのために、ムダなことはできるだけ省くためのツールとして開発しました」(同)

 家庭内ネットワーク対応に加え、今後は外出時や移動時など外部の通信インフラとの連携を含め、さらに機能を拡張し随時アップデートしていく予定だという『家電手帳』。将来的には、家電の枠にとどまらず、血圧計、パルスオキシメーターなど家庭のヘルスケア機器との連動で地域医療への貢献も可能となる導線としてもブラッシュアップすることを目指すという。

 単なるメーカー横断/家電クロスオーバーのリモコン集約アプリなどではなく、オンライン診療や在宅医療などにも援用できる大きな可能性を秘めている。いずれ『家電手帳』がより広く一般化すれば、量販店の家電売場などで、「家電手帳フル対応」の表示がセールスポイントになる日も、そう遠くないかもしれない。
家電手帳』(外部サイト)
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