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没個性化する新車へのアンチテーゼ? “レトロかわいい”ランクル、ハイエースに見る中古車販売店の勝算

 コアな車好き以外の人たちに興味を持ってほしいという想いは、『Renoca』というシリーズ名にも表れている。

「“カスタム”という言葉は、『マニアックな車好き』というイメージがあったのであまり使いたくありませんでした。加工やすい素材を使うのではなく、費用が掛かっても安全性をしっかりと担保したうえで、“古いものを新しくしてより長く乗ってもらいたい”という気持ちを“リノベーション”という言葉に込め、『Renoca』と名付けました」
 女優の伊藤かずえが日産シーマに30年間乗り続けていることが話題になるなど、いいものを長く使うことが見直されている昨今。『Renoca』のクラシカルなデザインにも、「車に愛着を持って長く乗ってほしい」という願いが込められているという。

「そもそも、クラシックをコンセプトにしていると想像する人も多いと思うのですが、決して懐古主義なわけではありません。ただ、昔の車のデザインの方が普遍的なものが多い。『Renoca』を立ち上げたとき、プロダクトデザインの巨匠・坂井直樹さんに『クラシックなところに目をつけているのはいいことだよ。なぜならクラシックは不変だからね』と言われたことが忘れられません。地層を思い浮かべるとわかりやすいのですが、下のほうの堆積された部分は変化しないけれど、表面的な部分は台風や洪水、日照りなどによってどんどん変わっていきますよね。同じように、70年代の車はずっと変わらずカッコいいものとして存在しているけれど、今の新しい車は10年後どうなっているかわからない。だから、変わらず存在している部分を見ながら新しい何かを生み出すのはすごくいいことなのではないかと思うんです」
 “温故知新”。デザインの発想の根底にあるのはその思いだ。

「『昔は良かった』にはなりたくないし、『今はダメだ』という前提も嫌なんです。それでは未来に対する希望や光がないし、諦めによるマイナスのエネルギーが生じてしまいますからね。僕はやはり未来に対して希望を持っていたいし、世の中をもっともっとよくしていきたい。もちろん、そのためには昔のことから学ぶことはたくさんあると考えています」

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