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レゴ5万ピースで「富嶽三十六景」 レゴ認定プロビルダー制作400時間の大作に「北斎先生にも見せたい」

レゴ×日本の相性の良さを生かし“日本らしい作品”を世界に発信したい

――本作を含め三井さんは、日本の伝統的な建物の作品を数多く生み出されています。海外のブロックであるレゴで、日本の伝統的な建物や風景を制作することは、一見親和性がないように思ってしまいますが、どのようにお考えですか?
三井淳平レゴブロックはデンマーク発のおもちゃで西洋的なものですが、カラフルな色合いは意外と日本の伝統的なものともマッチすると思っています。一方で、日本の伝統的なアイテムには美しい曲線・曲面が内包されており、それらを角張ったブロックを使っていかに自然に表現するかがポイントだと思っています。

――確かに三井さんがお作りになる作品は、どれも違和感なく“自然”に表現されています。三井さんご自身は、建築物や風景など“日本のもの”へのこだわりを強くお持ちのようですが、いかがですか?
三井淳平レゴ認定プロビルダーはいろいろな国にいてそれぞれお国柄があって面白いのですが、日本人としては「ただ日本っぽいもの」を作るのではなく、文化的な背景も踏まえ繊細なニュアンスまで表現した日本らしい作品作りをしたいと考えています。これからもレゴブロックを使って日本の文化を表現し、世界に発信していきたいと思っています。
――本作を作り上げたことで、次作への期待が高まりますが、次作の構想はございますか?
三井淳平いつも新しい試みをしたいと思っており、アイデアはいくつか温めてあります。また、さまざまなコンテンツと掛け合わせやすいのがレゴブロックの良いところなので、これからも新たな組み合わせを発見していきたいです。今までに見たことないようなものをレゴブロックで作っていきたいと思いますので、楽しみにしていただければと思います。

――最後に本作を見て、レゴに夢を感じている子どもたちへメッセージをお願いします。
三井淳平最初から大きなものを作ろうとすると難しかったりしますが、例えば「白波の細かいパーツの組み合わせを真似して作ってみよう」「船の乗組員を真似して作ってみよう」といった小さいところからスタートするとハードルも下がって良いと思います。真似して作ってみたいという気持ちは創作の第一歩だと思いますので、大きさにはこだわらず、まずは手を動かして何か作ってみたいと思うきっかけになれば嬉しく思います。

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