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ダウンタウンがフリーザを撃破? ブラック企業で傷ついたフィギュア愛好家を救った「オモ写」の魅力とは?
『ガキ使』の“浜田いじり”が参考…わかっていても笑える“オチ”作りが大変
みっちー3月にダウンタウンのフィギュアを使った「オモ写」を発表しまして、そこから、オチで浜田さんがゴリラになる「オモ写」を撮るようになり、徐々に自然とシリーズ化していきました。名前は特に決めていないです。
――テレビでもよくあるくだりですね。
みっちーはい。『ガキ使』の浜田さんへ対する扱いが制作のきっかけですね。その影響でツイッターでも浜田さんネタを意識して見るようになり、ダウンタウンの「オモ写」を撮るようになりました。
みっちー直前に、ピッコロ対フリーザを描いた「オモ写」を発表していたのですが、「浜田ver.も観たい」というフォロワーさんからの声で生まれました。
このようにアイデアは、フォロワーさんと話したりするなかで生まれたりすることもよくあるので、大きなヒントになったりしています。実際、ストーリーはそこまでしっかり考えていなくて、パッと浮かんできたイメージを形にしていることが多いですね。
――フォロワーさんの声を活かしているのですね。
みっちーそうですね。リクエストとあわせて、やはり皆さんからのいいね、リツイートや、リプで「面白かった」なんて褒めていただけるとホント次の作品も頑張ろうと思えます。
そう思うとストーリー・小道具には苦労、大変さは感じてません。ただ、4コマになりますと、撮影、編集に時間が掛るのでその点に関しては苦労しています(笑)。
――今作も含め、オモ写を制作する際に共通しているこだわりはどんなことでしょうか?
みっちー毎回、定番のオチにしているので、毎回観ていただいているフォロワーさんには徐々にオチがバレてしまいます。なのでオチは分かっていても、いかに笑っていただけるか、という点を工夫するのが難しい点です。
みっちーはい。なので、テレビのワンシーンのような構図を心がけて撮影したり、字幕もテレビ映画によく出てくる字幕を意識し「ヒラギノ丸ゴ」と言うフォントを使用したり、地上波でよく見かける字幕(背景が黒)を使用し、テレビの雰囲気作りをしています。
また、撮影を一眼レフで行っています。性能が上がったとはいえ、スマホとは全然違いますし、やはりクオリティに差出るので。
――最後に、みっちーさんにとって「オモ写」とは?
みっちー「オモ写」という存在を知るまではただ、フィギュアを買っておしまい、でした。こんなにフィギュアを集める事もなければ、ジオラマや小道具も制作する事はなかったし、話を考えることやそれを皆さんに観ていただくこともありませんでした。ですが、今はそれで終わりではなく、そこから撮影、観賞で楽しみ、皆さんと繋がることもできました。また、私の「オモ写」を観て誰かが楽しんで、人生にも良い影響を与えられるのだと思うと、たまらないですね。「オモ写」はフィギュアの楽しみ方を無限に広げてくれるものだと思います。
私はオモ写というものを知らなければ、まったく別の人生を歩んでいたと思いますし、大きな影響をもたらしてくれました。そう考えると、私にとって「オモ写」は私の生きがいですね。