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美少女フィギュアみたいな羊毛フェルト、女性作家が作る“曲線美”に反響

SNSでは“羊毛のお尻”に反響大、トルコの作家とも交流

――これまでの創作活動で転機になった作品や出来事はありますか?
土方さん 転機になった作品は特になくて。しいて言えば、制作過程をツイートしていく際に、人形のお尻を載せたところ、見てくれているみなさんの反応がすごく良くて。羊毛のお尻画像をたくさんRTしてい頂いたことが、自分の作品の見どころを発見する契機になりました。自分ではわからなかったですが、自分の人形の良いところ、個性の発見につながりました!

――やはり、SNSの反響は大きいんですね。
土方さん 自分の人形を誰かに見て欲しくて、最初はブログをしていたんです。でも、Twitterを始めてからは、やっぱり反響がとても大きくて。特に反響があったのは、先ほども言った人形のお尻画像ですが(笑)。私としては、真面目かつ真剣に作ったものの画像をツイートしたつもりだったのですが、見てくれる方は「えぇ! 羊毛のお尻?(笑)、見たことない!」みたいに言ってくださって。
――ほかに、SNSをやっていて良かった点はありますか?
土方さん いろんなジャンルの作家さんやクリエイターの方と知り合えたことです。SNSは相手との距離が近くて、気軽に話しかけられるのが本当にすごいなと思います。実は、SNSを通じてトルコの羊毛作家さんと知り合いになることもできたんです。先日、その方が日本に旅行に来てくださって、ついでにお茶することができました! 自分の作品が海外の方にまで見てもらえることに感動しました。

――羊毛フェルトとSNSのお蔭で、様々な縁がつながりましたね。最後に、土方さんが今後挑戦したい作品や活動を教えてください。
土方さん 挑戦したいと思うのは、現時点で存在するキャラクターたちを私風に作ったり、コラボすること。数年前に、手塚治虫先生の『W3(ワンダースリー)』のキャラクター“ボッコ”を擬人化させていただいたのですが、リスペクトを踏まえた上での制作はとても勉強になりましたし、挑戦することが自分を成長させると実感しました。ほかにも、下着メーカーさんとのコラボや、小説の表紙に使う人形のご依頼、羊毛フェルトの新色開発のお手伝い、羊毛フェルト道具の開発など…。自分にお手伝いさせていただけることなら、どんどん挑戦していきたいと思っています。
土方クロネ(ひじかた・くろね)
1983年生まれ、熊本県出身。熊本で美術の非常勤講師として勤務したのち上京。『デザインフェスタ』や『手塚治虫の美男美女展』ほか、様々なイベントや展示会に参加。3/30・31に上海で行われる『MODEL FES. 2019』に出展。

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