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スティックのり1本でできる遊び「ネバネバ糸」がSNSで話題!
★みゆはんの「ネバネバ糸」ツイートはコチラ(外部サイト)
話題になっている投稿には、「何やってんだよw」「僕の1分30秒を返してください」という声から、「小学生の時にやりました!」「懐かしい!」という声までさまざまな感想が寄せられている。その中でも「この商品が糸を作りやすい」と話題になったのが、トンボ鉛筆の『シワなしピット』。実際に自社製品が使われていることについてどう思っているのか、トンボ鉛筆の広報担当者に話を聞いてみた。
ネバネバには癒やし効果がある!?
まったく知りませんでした(笑)。
――数あるスティックのりの中でも、『シワなしピット』が強力な糸を作れるとTwitterで話題になっています。意図している使い方とは少し異なりますが、そのことについてどう思いますか?
指でこねたり、ネバネバしたりすることには癒やし効果がありますので、当社のピットのりがそのように使われていることを興味深く受け止めました。
ネバネバの作りやすさ、樹脂の結合がカギに
スティックのりは樹脂に水などを含ませて柔らかくした「せっけんのような状態」です。使用する樹脂には、「結合させようとする性質を持つもの」を選んでいます。それが紙と紙を接着させているんです。指にスティックのりを塗って、体温で水分などが蒸発しようとするときに挟んだ指を離すと、結合しようとする樹脂が互いを引き合う形で糸状になる場合があります。これが糸を作る現象と推定します。
――製品としての特長は?
樹脂と水といった溶剤の配合を繊細に管理し、均一に塗れて経済的に使用していただけるよう“やや固めの状態”に仕上げています。また、強力接着の『ピットハイパワー』、色で塗った量が確認できて乾けば無色になる『消えいろピット』、シワなくきれいに貼れる『シワなしピット』の3種のスティックのりを展開し、用途に最適な「貼る」をお届けしています。
――“貼る”以外のおすすめの使い方はありますか?
堅い言い方ですが、メーカーとしては「紙を貼る以外には使用しないでください」とさせてください。