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【INTERVIEW】映画『96時間/レクイエム』公開記念! 最強の“Daddy”リーアム・ニーソン

 世界中を熱狂させたノンストップ・アクション『96時間』シリーズが1月9日ついに完結! 名優リーアム・ニーソンが演じるのは、元CIA工作員・ブライアン。心優しき父親が型破り過ぎるタフガイに豹変!“俺の正義”まっしぐらで情け容赦なく悪を撃破するアクションシーンは、驚きと爽快感を同時に味わわせてくれる。製作&脚本リュック・べッソンの人気シリーズを完成させた彼に、ロンドンでインタビュー!

この作品では「実年齢が62歳だということを踏まえたアクション」お願いしたよ

──アクションシーンが多い作品ですが、肉体的に大変ではありませんでしたか?
Liamアクションを演じるのは好きなんだ。格闘シーンのプロが細かく振りを付けるわけだけど、担当の2人とは16作品を共にしてきた関係。だから短いやり取りだけで理解し合えるんだ。この作品では、「僕の実年齢が62歳だということを踏まえたアクションを」ということをお願いしていたよ。演じる上ではまあ、54、55歳くらいで通るかなと思っていたけどね。でも決して30、40代ではない。例えば敵と出くわした状況下で、余計な闘いを避けながらA地点からB地点まで効率的に移動するシーンなんかでは、やはりずる賢さが必要になってくると思った。そういう要素は意識していたよ。
──今作では、ひときわ娘・キム(マギー・グレイス)の中にある父親のDNAを感じました。実生活では息子さんを持つ父親であるわけですが、“娘の父”という役に対しては、これまでどう向き合ってきたのでしょうか。
Liam僕にとってはマギー・グレイスは実の娘と同じなんだ。シリーズ開始以来、過去8年間はまちがいなく僕の娘だった。「どんな男と付き合ってるんだ?」と強気で聞いてみたり、「誰か付き合ってる相手がいるのか・・・?」と弱気で聞いたこともあったよ(笑)。実は1作目のスクリーンテストで彼女を見た時、リュック・べッソン僕も、彼女が娘役としておかしくない存在だと感じていた。つまり自分と妻役のファムケ・ヤンセンの娘として、外見的にまさに合うと思ったんだ。しかも、マギーの親族の出身地が、偶然僕の生まれたアイルランドの村から約13キロしか離れていないということもわかって。だから外見的に似てるのかもしれないね。

──娘の誕生日にパンダの大きなぬいぐるみをプレゼントするシーンがありました。もしLiamさん自身なら、どんな物を贈りますか?
Liamあのくらい若い年頃の子に? 娘を持つ父じゃないからわからないけど、“娘にパンダを贈るであろう父親”は知り合いにいるな(笑)。「自分の娘のことは、いつでも7、8歳くらいに思えてしまう」と、何人かの知人が話してたよ。不思議なことに息子に対してはちがう感覚があって、成長するのが待ち遠しいんだ。だけど娘は父にとって、いつまでも幼いイメージのままなんだろうね。

このシリーズの撮影前はいつもより集中して鍛えるよ

──改めて、シリーズ最初の「96時間」がスタートしてからの道のりについてお話頂けますか?
Liam2015年の3月ですべてが始まってから丸8年も経つんだけど、不思議に感じるよ。素晴らしい道のりだったと思ってる。ただもし10年前に、こういうアクションシリーズに出演するかと尋ねられていたら、きっと「やらない」と答えていたはず。でも、今の正直な気持ちとしては本当に貴重な体験だったと感じてるんだ。

──撮影が近づくにつれて、体作りは必要ですか?
Liam普段から鍛えている方だけど、やっぱりこのシリーズの撮影前はいつもより集中して鍛えるようにしてるよ。耐久力を鍛えるメニューや、サンドバッグやローイングマシーンを使用したトレーニングをジムで取り組んだりしていた。ただどの映画においても撮影にはスタミナが必要。だから常に身体を鍛えていることは重要だと考えてるよ。たとえデスクに座っているだけのシーンでも、撮影が2時間に及べばスタミナが必要になってくる。もちろん体調だって崩したくないし、ケガや、疲れのせいで集中力を欠くなんていう状態も避けたい。特に主役を演じる場合はそういう理由で休むことはできない。だって200人ものスタッフが現場で待っているんだ。常に準備が出来てなきゃいけないし、最低限の身体的コンディションは整えておく必要があると考えてるよ。

僕は、ゴジラの大ファンなんだけどね(笑)

『96時間/レクイエム』

『96時間/レクイエム』

──冬の時期も含めロンドンには何度も足を運ばれていると思います。いつも、街を散策したりして楽しむ時間はあるものですか?
Liam80年代初期頃にロンドンに住んでいたことがあるんだ。ハイドパークは隅から隅までよく知っている公園だよ。今回はゆっくり外を歩く時間はないけど、昔スティーヴ・マーティン(俳優・コメディアン)と共演した際に同じ家に滞在していたことがあって、その時はたまに彼と外出したりしていた。

 覚えてるのが、彼は毎回ポケットにサイン入りカードを50枚忍ばせていたんだ。周囲の人が彼に気づいて騒ぎ出すと、それを配って歩き続けるんだ(笑)。「これはあなたがスティーブ・マーティンを近くで見て、接触した証明ります。彼はとても頭がよくセクシーで、魅力的な人でした」という風なことも書いてあって。受け取った人は「オーマイゴット!」とびっくりしてたよ。でも、彼は50メートル先まで進んで行ってしまってる(笑)。お互いハッピーな気持ちになれる、彼らしいファンサービスだなと思ったね。

──最後に日本のことに関する質問なのですが、今、若い女性に父親“的”な頼もしい男性が人気なんです。Liamさんはまさにそこに当てはまる存在。こういう現象をどう思われますか?
Liamそれはつまり、僕は理想の父親という意味なのかな?

──いえ、理想の夫もしくは彼氏です。
Liamそうか・・・僕は独身だし、困ったな。そう思ってもらえるのはとてもうれしいけど(照笑)。

──ありがとうございました。
Liam僕は、ゴジラの大ファンなんだけどね(笑)。

TEXT by Arisa Okuhama

『96時間/レクイエム』

世界中を熱狂させたノンストップ・アクション、
極限の哀しみと怒りが爆発するシリーズ最終章へ。

『96時間』『96時間/リベンジ』であらゆる観客を熱狂させた〈無敵の父親〉が、待望のシリーズ最新作にして最終章『96時間/レクイエム』で最も危険な闘いに身を投じる! ヨーロッパの犯罪組織を壊滅させ、幸せな未来を踏み出そうとしている元CIA工作員ブライアン(リーアム・ニーソン)だったが、元妻が何者かに殺されてしまう…。さらに容疑者として警察に追われ、愛娘キムにも危機が迫るなか、ブライアンは研ぎすまされた頭脳&肉体と変幻自在の“特殊なスキル”を駆使し、最後の暴走を始める。事件の真相を究明し、謎の黒幕に償いをさせるために……。

監督:オリヴィエ・メガトン (『96時間/リベンジ』『トランスポーター3』)
脚本:リュック・ベッソン&ロバート・マーク・ケイメン(『96時間』『96時間/リベンジ』『フィフス・エレメント』)
キャスト:リーアム・ニーソン、ファムケ・ヤンセン、マギー・グレイス、フォレスト・ウィテカー
1月9日(金)全国ロードショー
配給:20世紀フォックス映画
(C)2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
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