ドラマ&映画 カテゴリ
オリコンニュース

トヨエツ、信長の殴打シーンに複雑な思い 光秀役・市村正親に「すみません」

 上野樹里主演の大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』(NHK総合 毎週日曜 後8:00〜)で戦国武将・織田信長を演じている豊川悦司。序盤の見せ場となる、2月6日(日)放送の第5話「本能寺の変」で早くも信長が最期を迎えてしまうなか、豊川は「今までとは違うものを、今回は今回の本能寺の変をつくりたいという思いがすごく感じられて、やっていて充実感がある撮影」と振り返る。また、「男性陣とは殴るシーンが多かった」ことを挙げ、特に明智光秀演じる市村正親への殴打シーンは「嫌でしたね。『市村さん、本当にすみません』って思いながら」と、複雑な思いを吐露した。

織田信長演じる豊川悦司が、明智光秀役の市村正親に激しくぶつかる!※写真は第4話より(C)NHK 

織田信長演じる豊川悦司が、明智光秀役の市村正親に激しくぶつかる!※写真は第4話より(C)NHK 

写真ページを見る

 数多くの時代劇で様々な俳優が挑戦してきた信長を演じるにあたり、豊川は「イメージ通りに演じるのはやめよう」というのを念頭に役作りに没頭。やり尽くされてきた役ながらも「信長の“人間”の部分にアプローチすれば、たぶん今までいろんな俳優さんが演じてきた信長とはまたちょっと違うニュアンスのものができる気がしました」といい、独自性に気を配った。

 その手応えとして、信長の様々な表情が浮き彫りになった第3話がある。豊川自身も「笑顔があったり、すごく険しい顔があったり、優しい顔があったり、いろんな表情が出せればいいなと思ってやっていました」としてやったり。

 誰もがその存在に畏怖する信長を表現する上で、光秀や木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)らを殴るシーンは象徴的だ。市村に対して詫びる思いを明かしながら豊川は「でも、そういうシーンを繰り返すことによって、信長を身近に感じられることもありました。こういう人って会社にも必ずいるじゃないですか? 上司はその部下を好きでいじってるんだけど、なかなか部下には伝わらない。人を育てる難しさっていうか、そういう男同士の関係って面白いですよね」。

 初共演の上野の印象は「とても感覚の豊かな人」で、「一緒にいると、彼女が江にしか見えないくらい役と一緒になっている」と関心を寄せる。また「こういう経験のなかで江が成長していくとともに、上野樹里という人も大きな財産を得ていくのだろうと思います」と上野がさらなる高みを目指していく事に期待を込めた。

 豊川の演技にかける姿勢について、同作のチーフ演出を務める伊勢田雅也氏は「表現手段をいろいろ持っていて、出してくるプランが天才的。撮っていても刺激的かつ新鮮」と賛辞を惜しまない。なかでも「本能寺の変」では「NHKってあまり血のりを使わないけど、豊川さんが付けたがって、顔にまで付けられた。リアルにやられていましたね」と興奮気味に見所を紹介した。

 伊勢田氏いわく、『江』で描かれる「本能寺の変」は「真っ当かつ正攻法」。大河の醍醐味は「人が死ぬところにもあると思う。その時の心情が吐露されるのが大事」と力説し「派手なことはしてない。けれど、ど真ん中に直球を投げた本能寺になっていて、それが緊張感に繋がってる。ギュッと濃縮された時間が費やされてると思う」と自然と言葉に力が入っていた。

オリコントピックス

求人特集

求人検索

メニューを閉じる

 を検索