俳優の綱啓永（24）と森愁斗（20）がこのほど、都内で行われたFODドラマ『ぼさにまる』（9月22日配信スタート、全8話）の制作発表会に出席。TBS系火曜ドラマ『君の花になる』（2022年）に続く共演への喜びを語った。

【写真】その他の写真を見る

　出演決定時の心境を問われた綱は「愁斗との再共演に喜びを感じました」と満面の笑顔に。森も「うれしい気持ちでいっぱいでしたし、一緒に演技をできる機会をいただけたのはうれしかったです」と共感すると、綱は「毎回、ドラマが決まるごとに感謝の気持ちでいっぱいなのですが、前回（共演したとき）の役とはお互いに違っていたので、どういう現場になるのかなとすごく楽しみでした」と期待を膨らませていたことを明かした。

　プライベートでも仲が良いという2人。森は「一時期、同居しているのかってくらい、泊まっていました」と告白し、同居しても「違和感はない」ときっぱり。綱は「ぶつかっちゃったら、僕が家を出ていくかな」と冗談を交えつつ、「でも、ぶつかることが想像できないです。すっごい仲が良い中でも気を使い合える2人なので」と仲の良さを見せつけた。

　相性は抜群だそうだが、綱は森の“ある行動”を警戒しているという。「エピソードもう1個いいですか？」と切り出した綱は「（2階での撮影のため）呼ばれて、階段を昇って2階に行くときに、僕が先に行くと“かんちょう”されるんです。いつもは呼ばれたらすぐに行くのですが、この現場ばかりは愁斗より後に」とジェスチャー付きで説明。森は「作品終わってからも背後を気にしているので、なんかちょっと後遺症が残っていますね」と冷静につげ、笑いを誘った。

　今回ドラマ化が決定した「ぼさにまる」は、2023年4月にアニメ化し、フジテレビの情報番組『ノンストップ!』内で放送。ある日突然人間の言葉を理解し、人間とコミュニケーションが取れるようになった動物たち「ぼさにまる」。人間社会に進出した「ぼさにまる」たち、そしてそれを受け入れる人間たちは、互いのルールに戸惑い、試行錯誤しながらも日々共存していく。

　アニメ『ぼさにまる』では、「ぼさにまる」のうさぎ、通称“ぼさうさ”のさくらが自我に目覚め、他の「ぼさにまる」とともに徐々に人間界のことを知っていく様を面白おかしく描かれていた。

　ドラマに登場するのはクールで不愛想な“ぼさいぬ”こたろう、人間界で仕事もしている先輩の“ぼさとり”エリカ、何を考えているかわからないふわふわ系男子の優磨（ゆうま／綱）、いつも空回りしているけど仲間想いの筋トレ系男子の大雅（たいが／森）、たまに家に遊びにくる同年代の女子・美央（みお／三原羽衣）といった個性派揃いのキャラクターたち。

　それぞれ悩みを抱える「ぼさにまる」と人間の住人たちが、時にぶつかり合い、お互いの生き方の違いに触れることで少しずつ成長していく、かわいらしくて少し考えさせられるドラマとなる。