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映画『ピーターラビット2』動物たちに命を吹き込むメイキング特別映像

 英国の絵本作家ビアトリクス・ポター原作の「ピーターラビット」を実写映画化した『ピーターラビット』の続編となる映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』(公開中)より、撮影の裏側を明かす貴重なメイキング特別映像が解禁された。

映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』(公開中)

映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』(公開中)

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 「実写を撮影した後に全編にVFXを施す」ため、通常の映画制作時より「2倍の労力がかかる」という本作ならではの苦労を語ったウィル・グラック監督。続いて、本作のCGとVFX全般を担当、世界屈指のVFX技術を持つ“アニマル・ロジック社”のスタッフたちが、見どころの一つである“人間と動物とのバトル”“動物が人間から食べ物を強奪するシーン”を例に動物たちに命を吹き込むための<裏側>を解説している。

 視覚効果スーパーバイザーのウィル・ライヘルト氏は(実は、前作からの隠れ人気キャラ“騒がしいニワトリのJWルースター2世”の声も担当)、まず第一段階として「脚本を元にコンセプトアートを作り、3Dモデルに」した後、「表情や毛の質感を決め動きをテストをする」と実際のCG映像を参考に語る。

 続いてVFXスーパーバイザーのマット・ミドルトン氏は、そのテストの後には「声優の演技を参考に躍動感のある表情に仕上げる」というCGを駆使した作品ならではの作業が必要にもなることを説明。さまざまなプロフェッショナルの手腕が少しずつ加えられていく事によってピーターを筆頭に多様な動物たちがよりリアルに、表情豊かに作り上げられていく裏側を制作者ならではの目線で明かしている。

 なお、ハリネズミのティギーおばさんが人間にカレー粉を吹きかけるシーンや、うず高く積み上げられたチーズをウサギたちが微妙な時間差で押す出すシーンを生み出すための特別な装置「チーズ押しマシーン」など、個性豊かなキャラクターたちの制作の裏側のほか、目に見えない動物たちと体当たりで演技するドーナル・グリーソンの身体芸も必見だ。

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