NHKで放送中の連続テレビ小説『エール』(月〜土 前8:00 総合ほか※土曜は1週間の振り返り)。昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田正孝)と妻となる関内音(二階堂ふみ)の物語。裕一と音が上京して新婚生活を始めるまでの紆余曲折が描かれた第6週「ふたりの決意」(第26回〜第30回:5月4日〜5月8日)を振り返る。
■幸せの絶頂からの急転直下
豊橋のホールでの演奏会を無事終えた裕一(窪田正孝)は、父・三郎(唐沢寿明)からの電報を受けて福島に帰る。あきらめかけていた英国への留学が決まり、音(二階堂ふみ)との結婚も決まり、幸せいっぱいの裕一。実家の呉服店「喜多一」では、三郎、母・まさ(菊池桃子)、弟・浩二(佐久本宝)だけでなく、伯父・茂兵衛(風間杜夫)も裕一の帰りを待っていた。
順調と思いきや、裕一は自身の結婚がまさたちから許されていないことを知る。「留学に結婚は必要ない」と言うまさと意見がぶつかる裕一。浩二からも「周りの愛を当たり前だと思うな」「兄さんが嫌い」とののしられ、「家族の幸せを一番に考えて」と言われてしまう。
裕一は、恩師の藤堂先生(森山直太朗)を訪ねて、自身について相談をする。「本気で何かを成し遂げたいなら、何かを捨てねばならない」と言われ、裕一は音に手紙を送る。
一方、音はあこがれの歌手に向けて、音楽学校を受験するため、姉の吟(松井玲奈)と上京。実技試験に向けて、歌の練習にはげむ音は、謎の男(山崎育三郎)からアドバイスを受け、うまく歌うコツをつかむ。そんな音のもとに、裕一から手紙が届く。「別れてください。夢を選びます」。裕一は悩んだ末、音ではなく夢を選んだのだ。ショックで体が震えだす音。
その矢先、裕一のもとに英国から手紙が届く。それは留学が取消の知らせ。世界的な不況による経済状況の悪化が原因だったようだ。結婚を捨て、留学を選んだのに、その道が閉ざされ、放心状態の裕一。そんな裕一の現状を知らせるため、三郎は、音に手紙を書く。
■音の驚きの行動力 レコード会社と契約を取り付ける
豊橋の実家に届いた手紙が届き、すぐさま光子(薬師丸ひろ子)が上京して音に届けた。手紙を読んだ音は、いてもたってもいられず福島に向かう。裕一を探しまわって、川俣銀行の同僚に教えてもらった教会を訪れた音は、幼い頃に父に連れてこられて飛び入りで歌った日の記憶を思い出す。二人は幼い頃、この教会で出会っていたことを知る。音は「夢をあきらめないで」と伝えるが、裕一は心を閉ざしてしたまま。
音は、裕一の音楽の道を探すために、吟のお見合い相手の鏑木(奥野瑛太)の紹介で、以前訪ねたことのあるコロンブスレコードを訪ねる。対応した廿日市誉(古田新太)は、全く取り合ってくれなかった。その後も片っ端からレコード会社をまわったが全滅。
そんな時、音のもとに音楽学校の合格通知が届く。光子の後押しで、再度コロンブスレコードを訪ねた音。ハッタリをかまして取り次いでもらうと、廿日市が駆け寄ってくる。実は、日本を代表する作曲家・小山田耕三(志村けん)が、廿日市に裕一と契約するよう命じていたのだ。
このことを知らせるため、福島を訪れた音。「裕一に音楽を捨てさせないでくれ」と頭を下げるも、まさは「裕一の傷つく姿を見たくない」と音の頼みを退ける。
川俣の教会で、音と幼なじみの鉄男(中村蒼)から音楽をあきらめるなと言われ、あらためて自分の音楽の道と家族のために権藤家を継ぐ道との間で思い悩む。そして、権藤家を訪れた裕一は、祖母の八重(三田和代)と茂兵衛(風間杜夫)の話を偶然聞いてしまう。跡継ぎさえ生まれればいいという彼らの考えを知って、自分が幸せになるために大切なことは何かに気づいた裕一は決断する。
「家を出る」ことに。引き止めるまさに裕一は「僕は音さんにかける」と宣言。三郎は「お前は自慢だ。必ず成功する」と言って、送り出してくれた。東京に向かった裕一は、音と再会。コロンブスレコードと正式に契約を交わし、たまたま入った喫茶店「バンブー」の店主から、裏の家を紹介される。新居も決まり、裕一と音との新婚生活がスタートする。
■第6週の気になった登場人物たち
★小山田耕三:志村けん
日本を代表する西洋音楽の作曲家。裕一のたぐいまれな作曲の才能に気づき、コロンブスレコードに専属作曲家として推薦するが、一方で、裕一の活躍が自分の地位を脅かすのではないかと恐れている。
★廿日市誉(はつかいち・ほまれ):古田新太
コロンブスレコードのディレクター。ヒット曲を作ろうと奮闘しつつも、大御所作家や上司に弱い一面も。
★杉山あかね:加弥乃(連続テレビ小説初出演)
コロンブスレコードの秘書。音楽についての高い見識を備えていて、廿日市の良きアドバイザーとなっている。
★梶取保:野間口徹
バンブー=竹、「竹取物語」を連想して、裕一と音が立ち寄った喫茶店「バンブー」を妻の恵と経営している。コーヒーのいれ方にはこだわりがある。裕一、音の相談相手になる。
★梶取恵(かとり・めぐみ):仲里依紗(連続テレビ小説初出演)
喫茶バンブーで夫の保と働く。ときどき語る自分自身の過去の経歴は、夫も知らないことが多いという謎の女性。
■第7週「夢の新婚生活」(第31回〜第35回)
家族に反対されながらも上京した裕一(窪田正孝)は音(二階堂ふみ)との新婚生活をスタートさせる。同時にレコード会社の専属作曲家としての仕事も始まるが、一向に曲が採用されない。そんな中、同期入社の木枯正人(野田洋次郎)の曲が先にレコードになり、焦りは募るばかり。一方、音は歌手を目指して音楽学校に入学。そして上級生の佐藤久志(山崎育三郎)と急接近! 久志は裕一の幼なじみで二人は思いがけず運命の再会を果たす。
■幸せの絶頂からの急転直下
豊橋のホールでの演奏会を無事終えた裕一(窪田正孝)は、父・三郎(唐沢寿明)からの電報を受けて福島に帰る。あきらめかけていた英国への留学が決まり、音(二階堂ふみ)との結婚も決まり、幸せいっぱいの裕一。実家の呉服店「喜多一」では、三郎、母・まさ(菊池桃子)、弟・浩二(佐久本宝)だけでなく、伯父・茂兵衛(風間杜夫)も裕一の帰りを待っていた。
裕一は、恩師の藤堂先生(森山直太朗)を訪ねて、自身について相談をする。「本気で何かを成し遂げたいなら、何かを捨てねばならない」と言われ、裕一は音に手紙を送る。
一方、音はあこがれの歌手に向けて、音楽学校を受験するため、姉の吟(松井玲奈)と上京。実技試験に向けて、歌の練習にはげむ音は、謎の男(山崎育三郎)からアドバイスを受け、うまく歌うコツをつかむ。そんな音のもとに、裕一から手紙が届く。「別れてください。夢を選びます」。裕一は悩んだ末、音ではなく夢を選んだのだ。ショックで体が震えだす音。
その矢先、裕一のもとに英国から手紙が届く。それは留学が取消の知らせ。世界的な不況による経済状況の悪化が原因だったようだ。結婚を捨て、留学を選んだのに、その道が閉ざされ、放心状態の裕一。そんな裕一の現状を知らせるため、三郎は、音に手紙を書く。
■音の驚きの行動力 レコード会社と契約を取り付ける
豊橋の実家に届いた手紙が届き、すぐさま光子(薬師丸ひろ子)が上京して音に届けた。手紙を読んだ音は、いてもたってもいられず福島に向かう。裕一を探しまわって、川俣銀行の同僚に教えてもらった教会を訪れた音は、幼い頃に父に連れてこられて飛び入りで歌った日の記憶を思い出す。二人は幼い頃、この教会で出会っていたことを知る。音は「夢をあきらめないで」と伝えるが、裕一は心を閉ざしてしたまま。
音は、裕一の音楽の道を探すために、吟のお見合い相手の鏑木(奥野瑛太)の紹介で、以前訪ねたことのあるコロンブスレコードを訪ねる。対応した廿日市誉(古田新太)は、全く取り合ってくれなかった。その後も片っ端からレコード会社をまわったが全滅。
そんな時、音のもとに音楽学校の合格通知が届く。光子の後押しで、再度コロンブスレコードを訪ねた音。ハッタリをかまして取り次いでもらうと、廿日市が駆け寄ってくる。実は、日本を代表する作曲家・小山田耕三(志村けん)が、廿日市に裕一と契約するよう命じていたのだ。
このことを知らせるため、福島を訪れた音。「裕一に音楽を捨てさせないでくれ」と頭を下げるも、まさは「裕一の傷つく姿を見たくない」と音の頼みを退ける。
川俣の教会で、音と幼なじみの鉄男(中村蒼)から音楽をあきらめるなと言われ、あらためて自分の音楽の道と家族のために権藤家を継ぐ道との間で思い悩む。そして、権藤家を訪れた裕一は、祖母の八重(三田和代)と茂兵衛(風間杜夫)の話を偶然聞いてしまう。跡継ぎさえ生まれればいいという彼らの考えを知って、自分が幸せになるために大切なことは何かに気づいた裕一は決断する。
「家を出る」ことに。引き止めるまさに裕一は「僕は音さんにかける」と宣言。三郎は「お前は自慢だ。必ず成功する」と言って、送り出してくれた。東京に向かった裕一は、音と再会。コロンブスレコードと正式に契約を交わし、たまたま入った喫茶店「バンブー」の店主から、裏の家を紹介される。新居も決まり、裕一と音との新婚生活がスタートする。
■第6週の気になった登場人物たち
★小山田耕三:志村けん
日本を代表する西洋音楽の作曲家。裕一のたぐいまれな作曲の才能に気づき、コロンブスレコードに専属作曲家として推薦するが、一方で、裕一の活躍が自分の地位を脅かすのではないかと恐れている。
★廿日市誉(はつかいち・ほまれ):古田新太
コロンブスレコードのディレクター。ヒット曲を作ろうと奮闘しつつも、大御所作家や上司に弱い一面も。
★杉山あかね:加弥乃(連続テレビ小説初出演)
コロンブスレコードの秘書。音楽についての高い見識を備えていて、廿日市の良きアドバイザーとなっている。
★梶取保:野間口徹
バンブー=竹、「竹取物語」を連想して、裕一と音が立ち寄った喫茶店「バンブー」を妻の恵と経営している。コーヒーのいれ方にはこだわりがある。裕一、音の相談相手になる。
★梶取恵(かとり・めぐみ):仲里依紗(連続テレビ小説初出演)
喫茶バンブーで夫の保と働く。ときどき語る自分自身の過去の経歴は、夫も知らないことが多いという謎の女性。
■第7週「夢の新婚生活」(第31回〜第35回)
家族に反対されながらも上京した裕一(窪田正孝)は音(二階堂ふみ)との新婚生活をスタートさせる。同時にレコード会社の専属作曲家としての仕事も始まるが、一向に曲が採用されない。そんな中、同期入社の木枯正人(野田洋次郎)の曲が先にレコードになり、焦りは募るばかり。一方、音は歌手を目指して音楽学校に入学。そして上級生の佐藤久志(山崎育三郎)と急接近! 久志は裕一の幼なじみで二人は思いがけず運命の再会を果たす。
2020/05/10