『第62回ブルーリボン賞』で主演男優賞を受賞した中井貴一(58)が18日、東京・イイノホールで行われた授賞式に出席。スピーチでは「100年経っても、最後まで残るアナログな商売は、もしかしたら俳優なのではないかと思っています」と役者という職業が今後も色褪せることない未来を願った。 中井は「最近は嫌なニュースを見かけることがよくあります。色々なものがデジタル化している中で、人間の心までがデジタル化したのではないか」と昨今の現状を危惧。俳優という職業が残り続けることを願い「人間の感情をきちんと表現できる俳優に、もっとなれるように努力してまいります。コメディー作品で賞をとれたことで、コメディー作品に出演する多くの俳優のモチベーションになると思います」と話した。
2020/02/19