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齊藤工監督、最新作の主演にカメ止めヒロインを抜てき 日本においての表現限界に挑戦

 俳優・モノクロ写真家・フィルムメーカーとしてマルチな才能を持つ斎藤工が、昨年公開された映画『blank13』以来、再び“齊藤工”名義で映画監督を務めることが8日、わかった。タイトルは『COMPLY+−ANCE』(コンプライアンス)で、『カメラを止めるな!』でヒロインを担った秋山ゆずきが主演する。齊藤監督が「日本においての表現限界」に挑戦する。

齊藤工監督が表現の限界にした (C)EAST FACTORY INC.

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 長編監督デビューを果たした『blank13』では、放送作家・はしもとこうじ氏の実話を基に描き、高橋一生を主演に迎え、松岡茉優、リリー・フランキーら豪華キャスト陣を集めた。今作では、規制されたことを気にすることは仕方ないにしても、規制もないのに少しでも問題が起こらないように忖度して控えめにしてしまう、日本の“コンプライアンス”にアンチテーゼを投げかける。

 キャストは、主役の秋山のほか、アルコ&ピース平子祐希ラバーガール大水洋介、曇天三男坊とお笑い芸人たちが脇を固める。さらには『第58回日本映画監督協会新人賞』を受賞した岩切一空監督、アーティスト集団・Chim↑Pom(チン・ポム)、人形アニメーション作家の飯塚貴士氏も参戦。

 齊藤監督は「度を超えて加速し続ける“自主規制”の波に対し、“表現の不自由”と嘆くだけではなく、それを逆手にとって、その皮肉をふんだんに作品に込める。秋山さん、平子さん、大水さん、曇天さん、才能あふれる方々と『スネークマンショー』的な表現を目指しました」と話す。

 近い未来の放送業界・映画界を危惧して、あえてタブーに切り込んだ本作。公開は2020年2月を予定している。

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