テレビ朝日系で今月10日にスタートした土曜ナイトドラマ『あなたには渡さない』(毎週土曜 後11:15)。同局の本社1Fにある『徹子の部屋』のアトラクションに、男性メインキャストの萩原聖人と田中哲司を招き、手応えや今後の見どころなどを聞いた。
萩原が演じる旬平は、主人公・上島通子(木村佳乃)の夫。父親の跡を継いで料亭「花ずみ」の板長を務め、ひたすら腕を磨いていたが、店は落ちぶれていく一方で、多額の負債を抱えてしまう。その上、6年前から金沢にある酒造会社の社長・矢萩多衣(水野美紀)と不倫関係にあり、第1話で多衣を選んで通子とは離婚してしまう。
田中が演じる笠井芯太郎は、建設会社の社長。友人の妹だった通子とは幼なじみで、当時から密かに通子に思いを寄せていた。通子に偶然、再会したことからその思いが再燃してしまう。
――放送をご覧になっていかがですか?
【萩原】(旬平は)「何言ってんだ!」ってことばっかり言っていますね(笑)。でも、まぁ、笑ってよし、ハマってよしってことで…。
【田中】笑って観ていいんだな、コレって思いました。かなりぶっ飛んだ世界なので(笑)。正妻と愛人の修羅場なんて、本来なら怖くてあんまり近づきたくないけど、このドラマの通子さんも多衣さんも、せりふが仰々しくて、怖さというより、むしろ愛おしい、かわいいとさえ思えてきます。
【萩原】実際に目の前であの二人のやりとりを見ていたら、二人が真面目にやればやるほど、笑っちゃうと思うな。いや、笑えないんだけど。僕らも真剣にやっているんだけど(笑)。でも、説教されている時になんか笑いたくなる感じってあるじゃないですか、「不謹慎だ」とますます怒られそうだけど、もう笑うしかないって感じになる。「恋愛ドロドロファンタジー」って言っているくらいなので。
【田中】「ファンタジー」ってことばぴったりですね。
【萩原】視聴者の方には、嫌な気分にならずに、人間の嫌な部分を観てもらえるんじゃないかな。
【田中】ニュアンスではなく、せりふでズバズバっと言うから、スカッとしてもらえると思います。
【萩原】随所に通子のモノローグが入るんですが、それがまた面白いことを言っているんで、楽しみにしていてほしいですね。
――おふたりが演じる旬平や笠井の魅力というか、見どころというのは?
【萩原】…、あるんですかね?
【田中】弱いイメージしかない。女性2人に比べて、男2人はピリッとしない(苦笑)
【萩原】考えていることが、男たちの方が女性に対しては稚拙(ちせつ)なんですよね。
【田中】受け身なところがあるし、男らしい2人ではないよね。
【萩原】男らしそうなことを言いますが、実はちっとも男らしくない。
――まさかの、いいところなし、ですか? 旬平は料理人としては一流ですよね。
【萩原】僕自身は包丁を握ったことがほとんどなかったので、先生の指導を受けて、練習しました。毎日、家でネギを刻んでいます。魚も3枚におろせるようになった方がいい、と言われたので、でも毎日、魚を3枚下ろしていくのも食べきれなかったりしたので、3日に1度くらいの頻度でやっています。
【田中】そうだったの? 普段から料理やっているのかと思った。衣装合わせの時に、萩原さんって、日本一板前姿が似合う俳優さんだなって、思わず言っちゃいました。
【萩原】実は…、できないんですね(笑)。
【田中】僕もできないです。それに、良く切れる包丁が怖くて。うちにある包丁は全部切れが悪いです。
――今後の見どころは?
【萩原】毎回、盛りだくさんなんですよね。こっちが解決していないのに、あっちでもぐちゃぐちゃしはじめたり、次から次にいろんなことが起こるので、飽きずに見ていただけるんじゃないでしょうか。個人的には、平成最後の年に昭和テイスト満載のドラマに参加できたことがうれしいです。平成感ゼロ、昭和の話と言われても違和感ないっていうところ。古き良き時代を懐かしむ気持ちになって、けっこう癒やされるかも。
【田中】僕も、昭和が大好きで、ずっと昭和を引きずってきた男です。撮影している時は意識していませんでしたが、出来上がったものを見たら、ああ、なんかドラマがいい時代だったなとか、いろんなことを思い出して、すごくすてきなドラマになっていくと思いました。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
萩原が演じる旬平は、主人公・上島通子(木村佳乃)の夫。父親の跡を継いで料亭「花ずみ」の板長を務め、ひたすら腕を磨いていたが、店は落ちぶれていく一方で、多額の負債を抱えてしまう。その上、6年前から金沢にある酒造会社の社長・矢萩多衣(水野美紀)と不倫関係にあり、第1話で多衣を選んで通子とは離婚してしまう。
田中が演じる笠井芯太郎は、建設会社の社長。友人の妹だった通子とは幼なじみで、当時から密かに通子に思いを寄せていた。通子に偶然、再会したことからその思いが再燃してしまう。
――放送をご覧になっていかがですか?
【萩原】(旬平は)「何言ってんだ!」ってことばっかり言っていますね(笑)。でも、まぁ、笑ってよし、ハマってよしってことで…。
【田中】笑って観ていいんだな、コレって思いました。かなりぶっ飛んだ世界なので(笑)。正妻と愛人の修羅場なんて、本来なら怖くてあんまり近づきたくないけど、このドラマの通子さんも多衣さんも、せりふが仰々しくて、怖さというより、むしろ愛おしい、かわいいとさえ思えてきます。
【萩原】実際に目の前であの二人のやりとりを見ていたら、二人が真面目にやればやるほど、笑っちゃうと思うな。いや、笑えないんだけど。僕らも真剣にやっているんだけど(笑)。でも、説教されている時になんか笑いたくなる感じってあるじゃないですか、「不謹慎だ」とますます怒られそうだけど、もう笑うしかないって感じになる。「恋愛ドロドロファンタジー」って言っているくらいなので。
【田中】「ファンタジー」ってことばぴったりですね。
【萩原】視聴者の方には、嫌な気分にならずに、人間の嫌な部分を観てもらえるんじゃないかな。
【田中】ニュアンスではなく、せりふでズバズバっと言うから、スカッとしてもらえると思います。
【萩原】随所に通子のモノローグが入るんですが、それがまた面白いことを言っているんで、楽しみにしていてほしいですね。
――おふたりが演じる旬平や笠井の魅力というか、見どころというのは?
【萩原】…、あるんですかね?
【田中】弱いイメージしかない。女性2人に比べて、男2人はピリッとしない(苦笑)
【萩原】考えていることが、男たちの方が女性に対しては稚拙(ちせつ)なんですよね。
【田中】受け身なところがあるし、男らしい2人ではないよね。
【萩原】男らしそうなことを言いますが、実はちっとも男らしくない。
――まさかの、いいところなし、ですか? 旬平は料理人としては一流ですよね。
【萩原】僕自身は包丁を握ったことがほとんどなかったので、先生の指導を受けて、練習しました。毎日、家でネギを刻んでいます。魚も3枚におろせるようになった方がいい、と言われたので、でも毎日、魚を3枚下ろしていくのも食べきれなかったりしたので、3日に1度くらいの頻度でやっています。
【田中】そうだったの? 普段から料理やっているのかと思った。衣装合わせの時に、萩原さんって、日本一板前姿が似合う俳優さんだなって、思わず言っちゃいました。
【萩原】実は…、できないんですね(笑)。
【田中】僕もできないです。それに、良く切れる包丁が怖くて。うちにある包丁は全部切れが悪いです。
――今後の見どころは?
【萩原】毎回、盛りだくさんなんですよね。こっちが解決していないのに、あっちでもぐちゃぐちゃしはじめたり、次から次にいろんなことが起こるので、飽きずに見ていただけるんじゃないでしょうか。個人的には、平成最後の年に昭和テイスト満載のドラマに参加できたことがうれしいです。平成感ゼロ、昭和の話と言われても違和感ないっていうところ。古き良き時代を懐かしむ気持ちになって、けっこう癒やされるかも。
【田中】僕も、昭和が大好きで、ずっと昭和を引きずってきた男です。撮影している時は意識していませんでしたが、出来上がったものを見たら、ああ、なんかドラマがいい時代だったなとか、いろんなことを思い出して、すごくすてきなドラマになっていくと思いました。
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2018/11/22