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池内博之、体脂肪率1ケタの体で難役挑戦「全身全霊で役を演じるのが大事」

 俳優の池内博之(41)が5日、東京・初台の新国立劇場小劇場で舞台『赤道の下のマクベス』のフォトコールと初日前囲み取材に参加。体脂肪率1ケタのボディーで難役に挑むことを明かした。

体脂肪率1ケタのボディーで難役に挑む池内博之 (C)ORICON NewS inc.

体脂肪率1ケタのボディーで難役に挑む池内博之 (C)ORICON NewS inc.

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 池内は「早く幕が開いてほしい」と心待ちにした。死刑判決を受けたB級、C級戦犯の物語。刑務所が舞台で、1日2食で朝食はビスケット2枚とスープだけという厳しい環境という設定で池内の体は絞りに絞られていた。

 報道陣から問われると恥ずかしそうに「炭水化物を抜いたり、糖質制限をしている。サラダばっかり食べている」と告白。舞台の前に撮影していた映画で13キロも減量していたそうで「それをキープしています。体脂肪は1ケタでした」と明かし、共演の平田満は「いい体してるもんね。ときどき見ちゃう」とうなっていた。

 死刑宣告を受けながら明るく生きる姿を演じる。池内は「戦犯を扱った話なんですけど、生き生きと輝いている」と骨太な役を語り「責任を感じる。これは全身全霊で役を演じるのが大事」と前を見据えた。「カフェで本を読んでいたんですけど、涙が止まらなかった。友情、笑い、涙があったりする。見てる人は絶対に楽しめると思う」と作品の魅力を口にした。また、男だらけの舞台で「男子校みたいなけいこ場。女子がいたら引いちゃうかも」と和気あいあいとしたけいこだったことも明かしていた。

 『赤道の下のマクベス』は鄭義信氏による1950〜70年代にかけて戦後の影の日本史を描いた三部作『たとえば野に咲く花のように』『パーマ屋スミレ』『焼肉ドラゴン』にさかのぼる第4弾。舞台は1947年夏のシンガポール・チャンギ刑務所で、死刑囚が収容される監獄・Pホールで、演劇にあこがれ、ボロボロになるまでシェイクスピアの『マクベス』を呼んでいた朴南星(池内)が、ただただ死刑執行の日を待つ。そして、その日が訪れたときに…、という話となっている。あす6日から25日まで同劇場で上演される。

 囲み取材には鄭義信氏も参加した。

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  • 体脂肪率1ケタのボディーで難役に挑む池内博之 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)鄭義信氏、池内博之、平田満 (C)ORICON NewS inc.
  • 舞台『赤道の下のマクベス』のフォトコールの模様 (C)ORICON NewS inc.
  • 舞台『赤道の下のマクベス』のフォトコールの模様 (C)ORICON NewS inc.
  • 舞台『赤道の下のマクベス』のフォトコールの模様 (C)ORICON NewS inc.
  • 舞台『赤道の下のマクベス』のフォトコールの模様 (C)ORICON NewS inc.
  • 舞台『赤道の下のマクベス』のフォトコールと初日前囲み取材に参加した鄭義信氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 舞台『赤道の下のマクベス』のフォトコールと初日前囲み取材に参加した平田満 (C)ORICON NewS inc.

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