俳優の勝地涼が18日、松山・道後温泉本館で自身が主演するNHKの地域ドラマ『“くたばれ”坊っちゃん』のクランクアップを報告した。同作は夏目漱石の小説『坊っちゃん』に登場する人物たちの“孫”が登場する現代劇。坊っちゃんに成敗された赤シャツの孫・矢崎純平を演じる勝地は「せりふの中にあった、『全部捨てていけ、また立ち上がってはい上がって、それが人間だろ』という言葉を、僕も役作りに生かそうと思いました」と感無量な様子だった。 ほかの出演者もそれぞれ感想を語った。謎の老人を演じる山崎努は「このドラマに出演した理由は2つあります。1つは地域ドラマというのに興味があったことです。昔は、映画は撮影所に入らなければ作ることができなかった。演劇も大きな劇団に入らなければやることができなかった。今は個人の能力でどんどん作っていくことができる時代です。ですから、テレビも中央の制作ばかりではなくて、地域から発信していくドラマというのもどんどん作られていくべきだと思うし、そういったことで関心がありました。もう1つは、非常に脚本が良かったということです。本当に、めったにない出来の脚本で、びっくりしました」と充実した表情を見せていた。
2016/04/19