社会情勢の変化などにより、生活が厳しさを増していくこの頃。若い時から老後を見据えた計画的な生活設計が重要性を増し、同時にファイナンシャル・プランニングへの注目度も高まっている。そんな中、NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会では、資格を有するプランナーを対象に「20〜30代がすべきマネープラン」調査を実施。人生の中でも特に変化の多い歳頃に意識しておくべきマネープランとは? 同調査は協会認定の資格を取得しているファイナンシャル・プランナー約900名を対象に実施。20〜30代の未婚者・既婚者それぞれが実行すべきマネープランを回答している。最も多かったのは、未婚・既婚ともに【ライフプランを考え、キャッシュフロー表を作成してみる】(未婚者:47.2%、既婚者:59.8%)というもの。キャッシュフローとは、収入と支出を把握すること。若い頃はなかなかイメージしづらいかもしれないが、自分がこれからどんなライフイベントを迎えるのか、どう生きていくのかを考え、具体的な生活設計や資産運用などの計画を立てることが重要だとしている。
2015/11/06