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AKIRA主演ドラマ『HEAT』初回2時間SPは6.6%

 人気グループEXILEのAKIRAが主演する関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『HEAT』の初回が7日、午後9時から2時間スペシャルで放送され、番組平均視聴率が6.6%だったことが8日、わかった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。第2話以降は、毎週火曜、午後10時から放送。

関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『HEAT』に出演する(左から)田中圭、AKIRA、栗山千明 (C)ORICON NewS inc.

関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『HEAT』に出演する(左から)田中圭、AKIRA、栗山千明 (C)ORICON NewS inc.

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 同ドラマは、総務省消防庁および東京消防庁の全面協力を受け、消防団を題材に、野心家のエリートビジネスマンの主人公・池上タツヤ(AKIRA)が「街を守るヒーロー」へと成長していく物語。

 消防団については、意外と知られていない現実が、視聴率にも影響したのかもしれない。団員確保が難しい御時世になったことを、まさにドラマでも描いている。

 用地取得のため、地権者の情報を手に入れようと、素性を隠して東京の西南部に位置する架空の地方都市・幸多市の消防団第十一分団に入団したタツヤ。消防職員と違い火災現場での地味な活動、生業の合間をぬっての訓練など、成果主義の不動産会社で成り上がってきた彼にとって、消防団の活動は理解できないことばかりだった。

 しかも、第十一分団は地域の人からあることを理由に「ショボショボ団」と馬鹿にされ、人員減に悩んでいた。そんな消防団のメンバーを見下していたタツヤだが、懸命に地域住民のために活動する姿に接したり、消防士と共に災害に直面したりする中で、「自分の利益が第一」という信念が揺さぶられていく変貌ぶりが見どころ。

 東日本大震災以降、地震だけでなくさまざまな自然災害の脅威に直面し、消防団を中心とする地域の防災体制の強化も求められる一方、それがままならない現実もある中で、同ドラマが果たす役割は小さくない。放送前に続編映画の製作も発表されており、今後の展開が注目される。

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