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新時代エンタメの楽しみ方 日本でも普及中の映画オンデマンドを体験

 クリスマスが目前に迫るなか、洋画実写で今年最大のヒットとなった『マレフィセント』のMovieNEX(ブルーレイ、DVD、デジタル配信のセット)が3日より発売され、12/15付オリコン週間Blu-ray総合ランキングで初登場1位を獲得した。ファミリーで楽しめるディズニー・アニメのMovieNEXは、この時期はクリスマスプレゼントとして人気が高い。その一方で、アメリカなどでは、手軽に購入でき、PC、スマホ、テレビで楽しむことができるオンデマンドの配信サービスが今急速に普及しているという。映画の楽しみ方が変わってくるなか、その新たなサービスを体験した。

洋画実写で今年最大のヒットとなった『マレフィセント』。オリコン週間Blu-ray総合ランキングで1位を獲得した(C)2014 Disney

洋画実写で今年最大のヒットとなった『マレフィセント』。オリコン週間Blu-ray総合ランキングで1位を獲得した(C)2014 Disney

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 ふだん仕事でPCやスマホに触れている人、音楽や映像をPCやスマホで楽しんでいる人なら、オンデマンドの利用はとても簡単。iTunesやGoogle Play、dビデオなどのサービスから、作品を見つけ、購入かレンタル、画質を選択し、支払い方法を選んで、ダウンロードするだけ。

 PCの視聴では、サービスによっては再生中にスクリーンのキャラクターにオンマウスしてクリックすると、その俳優の情報が画面端に表示され、さらにそこから画像検索や人物検索ページにワンクリックでアクセスできる機能もある。また、人物だけでなく作品の検索結果へもリンクするなど、PC画面が自分だけの拡張性のある映画館になる。スマホでは、ちょっとした外出中の空き時間など、好きなときにいつでも映画を楽しめて、時間を有効に活用できることがメリットだろう。

 また映像データは、PCやスマホに保存されるのではなく、インターネット上のマイページに保存管理されるので、データ容量も気にせず利用できる。いちどPCでダウンロードすれば、同じサービスであればスマホでも楽しめるので、ブルーレイやDVDのように買いに行く手間がはぶけるだけでなく、楽しみ方が広がり、とても使い勝手がよいのもオンデマンドの特徴。

 そして、テレビでもそのサービスは利用できる。iTunesであればAppleTV、Google Playやdビデオであれば、GoogleのChromecastを購入し、テレビとそれぞれの機器をつなぎ、ネットに接続してセットアップするだけて、オンデマンドを利用できるようになる。

 セットアップは、基本的にはテレビ画面のメッセージに沿って情報を入力していくだけで完了。難しく思われがちだが、ネット環境さえ整っていれば意外に簡単に終わる。一度セットアップが完了すれば、次からはすぐに購入またはレンタルした映画を楽しむことができる。また、購入の際にHD画質を選択すれば、ブルーレイと変わらないクオリティで楽しめる。

 一度ダウンロードすれば、PC、スマホ、テレビとデバイスを超えて利用できることもメリットのひとつ。映画を楽しむシチュエーションが広がり、エンターテインメントに触れる機会をより多くしてくれる。日本でも今まさに利用者が増えているそうだが、その利便性はこれからの時代の新しい楽しみ方として一般的になっていきそうだ。

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