俳優の森山未來(28)が、演劇ファン2700人の投票によって選出されるWOWOWの『勝手に演劇大賞2012』でプライム男優賞を受賞した。『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』、『テヅカ TeZukA』が評価された森山は「大きな出会いを果たした2作品を評価してもらえてうれしい」と笑顔を見せた。
『ヘドウィグ〜』は、性転換手術に失敗したロックシンガーが己の存在理由を問う米ブロードウェイ発の傑作ロック・ミュージカル。ドラァグクイーンの扮装で主人公ヘドウィグになりきり、得意のダンスに加えて歌声も披露した森山は、投票者から「演技力、身体能力、歌唱力をすべて発揮している」(50代女性)などと絶賛された。森山は「有名な舞台を今、どう面白く見せるか、『モテキ』で組んだ大根仁監督と話し合って作り上げました。でも、ステージは毎回、プレッシャーでしたね。本当にひとりで暴れまくった」と述懐。
『テヅカ』は、ベルギーの振付家シディ・ラルビ・シェルカウイが手塚治虫の名作漫画を題材に作り上げたダンス・ステージ。「初めて海外の創作の現場に入ってみたことが刺激的だったし、僕もずっと読んできた手塚作品がテーマなので、改めて日本人としてのアイデンティティを考えるようになりました」と感慨深げに振り返った。
10代の頃から舞台で活躍してきた森山は現在28歳。「2013年もアンテナを張って、いろんな人と組んでいきたい。映像作品でもそうですが、真面目にエンタメと遊んでいる人はやっぱり面白いですから。面白いと思うもの信じて、これからもやっていきたい」と充実した表情を見せていた。
WOWOWが2012年のベスト演劇作品・演劇人を表彰する『勝手に演劇大賞2012』はほかに、プライム女優賞に多部未華子(『サロメ』『ふくすけ』)、プライム演出家賞にいのうえひでのり氏(『サイケデリック・ペイン』ほか)、プライム作品賞には『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(演出・大根仁氏)が選ばれた。
『ヘドウィグ〜』は、性転換手術に失敗したロックシンガーが己の存在理由を問う米ブロードウェイ発の傑作ロック・ミュージカル。ドラァグクイーンの扮装で主人公ヘドウィグになりきり、得意のダンスに加えて歌声も披露した森山は、投票者から「演技力、身体能力、歌唱力をすべて発揮している」(50代女性)などと絶賛された。森山は「有名な舞台を今、どう面白く見せるか、『モテキ』で組んだ大根仁監督と話し合って作り上げました。でも、ステージは毎回、プレッシャーでしたね。本当にひとりで暴れまくった」と述懐。
『テヅカ』は、ベルギーの振付家シディ・ラルビ・シェルカウイが手塚治虫の名作漫画を題材に作り上げたダンス・ステージ。「初めて海外の創作の現場に入ってみたことが刺激的だったし、僕もずっと読んできた手塚作品がテーマなので、改めて日本人としてのアイデンティティを考えるようになりました」と感慨深げに振り返った。
10代の頃から舞台で活躍してきた森山は現在28歳。「2013年もアンテナを張って、いろんな人と組んでいきたい。映像作品でもそうですが、真面目にエンタメと遊んでいる人はやっぱり面白いですから。面白いと思うもの信じて、これからもやっていきたい」と充実した表情を見せていた。
WOWOWが2012年のベスト演劇作品・演劇人を表彰する『勝手に演劇大賞2012』はほかに、プライム女優賞に多部未華子(『サロメ』『ふくすけ』)、プライム演出家賞にいのうえひでのり氏(『サイケデリック・ペイン』ほか)、プライム作品賞には『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(演出・大根仁氏)が選ばれた。
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2013/01/22