10月の明治座公演『大奥 第一章』上演を前に、キャストの松下由樹、木村多江が東京・大本山増上寺で成功安全祈願と徳川家墓所を参拝した。墓前に花をお供えした松下は「見守っていただきたいという気持ちと、120%の力が出せるようにと願いました」と報告。木村は、自身が演じる二代将軍秀忠の正室で家光の実母・お江与が眠るお墓にあいさつをし、「お力添えをしていただきたいと思うと同時に、より誠実に、恥のないよう一生懸命頑張りたい」と真摯に語った。 2004年に放送された同名人気ドラマを舞台化したもので、幕末期の和宮降嫁を題材にした『大奥』(2007年)に続き、2作目の舞台化作品。徳川三代将軍家光の乳母・おふく、後の春日局(松下)と家光の実母・お江与(木村)の愛憎劇を描く。
2011/09/06