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『ボヘミアン〜』&『グレイテスト〜』宣伝プロデューサーに聞く 音楽映画の大ヒットが続く背景

“音楽映画”が洋画シーンを語る重要なキーワード

 とくにリアルタイム世代ではない若年層は、観賞後にクイーンというバンドや、フレディ・マーキュリーという人物をもっと知りたいという欲求が高くなる。動画のアクセス数や楽曲のダウンロード数も、映画公開前と後では、まったく違う。そして、より深く知識を得た人たちが「映画を観直してみよう」とリピートする。劇場での調査によると、10〜20回もリピートしたファンもいるそうだ。

 長年、洋画宣伝に携わっている柳島氏も、ここまでの広がりは「想定外」と正直な胸の内を明かす。「映画の持つ力を最大限に伸ばすために、どこが魅力なのかを徹底的に吟味し、伝える努力をしていますが、今回はそこに音楽の力が加わったことで、想定以上の大きなムーブメントになり、世代を超える爆発的なヒットになりました」と振り返る。
 田中氏は「いまやミュージカル映画や音楽映画は、ひとつの人気ジャンルとして、日本の映画シーンに定着していると思います」と語る。洋画シーンを見ると、ディズニー作品やビッグタイトルのフランチャイズといったブランドではない、オリジナルのミュージカル映画も多くヒットしていることが、それを証明している。

 さらに実写ばかりではなく、『アナと雪の女王』(14年/255億円)や『SING/シング』(16年/51.1億円)、『リメンバー・ミー』(17年/50億円)など、アニメーション映画でも音楽を主軸にした作品の大ヒットは枚挙にいとまがない。今後も、洋画シーンを語るうえで音楽映画は重要なキーワードになっていくことは間違いないだろう。
(文/磯部正和)
『ボヘミアン・ラプソディ』
監督:ブライアン・シンガー
音楽総指揮:ブライアン・メイ(クイーン/ギター)、ロジャー・テイラー(クイーン/ドラム)
出演:ラミ・マレック、ルーシー・ボイントン、グウィリム・リー、ジョー・マッゼロ、ベン・ハーディ ほか
大ヒット公開中
(C)2018 Twentieth Century Fox
『グレイテスト・ショーマン』
監督:マイケル・グレイシー
音楽:ジャスティン・ポール&ベンジ・パセック(『ラ・ラ・ランド』)
出演:ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン、ミシェル・ウィリアムズ、レベッカ・ファーガソン、ゼンデイヤ、キアラ・セトル ほか
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(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

提供元: コンフィデンス

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