フィンガー、ロックターミガンが積極的に飛ばしていく流れの中、リアライズグリントは離れた3番手でじっくりと機をうかがう競馬。前2頭を見る絶好のポジションでレースを進めると、勝負どころからスムーズに進出し、直線入口では2番手へと押し上げた。
展開的にはチャンス十分に映ったが、逃げるフィンガーの脚色は最後まで衰えず、さらに後方からはシルバーレシオが鋭く追い込んでくる厳しい展開に。リアライズグリントも懸命に食い下がったものの、直線半ばでやや脚色が鈍り、最後は3着での入線となった。前を捉え切るまでには至らなかったが、勝負どころでは見せ場を十分に作る内容だった。
3着 リアライズグリント
坂井瑠星騎手
「良い流れですごく上手くいったのですが、勝った馬が強かったですね」
レース結果、詳細は下記のとおり。
6月10日、大井競馬場で行われた11R・東京ダービー(Jpn1・3歳・ダ2000m)は、戸崎圭太騎乗の2番人気、フィンガー(牡3・美浦・田中博康)が快勝した。1.1/4馬身差の2着に1番人気のシルバーレシオ(牡3・栗東・野中賢二)、3着に4番人気のリアライズグリント(牡3・栗東・矢作芳人)が入った。勝ちタイムは2:04.4(重)。
戸崎圭太の手綱さばき光る
羽田盃を制してここに臨んだフィンガーが、見事にダートクラシック二冠を達成した。スタートから抜群のダッシュを決めると、迷いなくハナへ。積極果敢なレース運びで主導権を握った。終始先頭で隊列を引っ張りながらも手応えは十分。直線に向いてから再び加速すると、後続を寄せ付けないままゴールへ飛び込んだ。戸崎圭太騎手の好リードも光り、最後まで脚色の衰えない鮮やかな逃走劇。世代トップの座を改めて印象付ける完勝だった。
フィンガー 8戦4勝
(牡3・美浦・田中博康)
父:Gun Runner
母:エスティロタレントーソ
母父:Maclean’s Music
馬主:エムズレーシング
生産者:高橋フアーム
【全着順】
1着 フィンガー 戸崎圭太
2着 シルバーレシオ 岩田望来
3着 リアライズグリント 坂井瑠星
4着 ロックターミガン 西村淳也
5着 ゴッドフェンサー 吉村智洋
6着 サンラザール 矢野貴之
7着 エンドレスソロウ 石川倭
8着 ロードルーチェ 藤本現暉
9着 デンテブリランテ 藤田凌
10着 フォースメン 笹川翼
11着 モコパンチ 秋元耕成
12着 ミルトイブニング 廣瀬航
13着 コンヨバンコク 岡村健司
14着 シーテープ 本田正重
15着 ロウリュ 吉原寛人
16着 モエレサワンミヤギ 本橋孝太