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”地毛風ストレート”がステータスに? 「縮毛矯正」「髪質改善」サロン帰りの髪を保つ乾かし方をプロが伝授
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美容師・遠井春彦さん
目次
「ハリガネのようにまっすぐ」は求められていない、”縮毛矯正の薬剤”と”美容師の技術”両方が進化
髪がパサついて、手ぐしが通らないことも
「髪質改善が今流行っていますけど、その手法のひとつとして“縮毛矯正”があります。薬剤も昔に比べ進化していて、髪のダメージにも対応できるようになりました。脱色やパーマなど複雑な施術履歴を持つ方も多いので、ダメージ髪に対応できるように美容師たちも技術をあげてきています。だからこそ、ハリガネのようにピンっと伸ばすのではなく、元からこんな髪でしたよと言えるようなナチュラルなストレートヘアを作ることができる。仕上がりは美容師の技術によってかなり変わります」
遠井さんは、“ハリガネのような直毛になる”縮毛矯正の既存イメージを変えたいと、“地毛風ストレート”というネーミングをつけてSNSで発信を続けてきた。そのキーワードは近年の美容トレンドにも合致し、縮毛矯正のメニューとしても自然な仕上がりになるものが急速に広がっていった経緯がある。
「ここ数年の美容トレンドは、ファッションも、メイクも、食べ物も、すべて“ナチュラル”に切り替わっていますよね。ヘアデザインやヘアケアもその流れのなかにあるので、“地毛っぽく見せる”ことがより重要視されているのではと感じます」
「たいていの人が8割程度しか乾かせていない」暑い時期ならではの注意ポイント
「まずは、髪質に合ったシャンプー・トリートメントを選んであげること。そしてシャワーでの余洗いは最低1分間行うようにしましょう。そうすることで、地肌や髪に付着した汚れを取ることができます。
ドライヤーをするときは、腕が疲れてくると髪をだいぶ乾かせた感覚になります。髪を触った時にしっとりしている感覚も、実は濡れているだけだったり。しっかり髪を乾かしきることが大事ですが、長時間乾かしているとオーバードライ(乾かしすぎの状態)になりかねません。今の時期とても暑いですし、できる限り短時間で乾かしきる。そのためには、強い風量が出るドライヤーを選ぶべきです」
毛先のひっかかり、”乾かし方”で改善「適切に乾かせば、縮毛の持ちもよくなる」
【髪を乾かすNG例:髪の毛先が舞ってしまう】
「ドライヤーを下から当てると、毛先が舞いあがってしまいパサつきの原因になります。髪は上に向かって生えているので、生えている向きに逆らわない。ドライヤーは毛の流れに沿って当ててあげることが大切です。そうすることで、キューティクルのツヤを出しながらパサつかないように乾かすことができます。髪の毛を乾かすというよりは、頭皮を乾かすイメージです」
【ツヤを出す適切な乾かし方】
(1)髪が生えている流れに沿って、頭皮を乾かすイメージで頭部に風をあてる
※『MASTER MOIST』の場合は「おまかせケア美髪モード」
「乾かしたあと、手ぐしを通すときにひっかかるという方がいます。それは中間の髪を乾かすよりも先に毛先が乾いてしまっているから。乾かしているときにひっかかりを感じたら、その手前部分にしっかり風をあてて乾かしてあげることがポイントです。適切に乾かしてあげることで、縮毛矯正の持ちもよくなります」
PROFILE 遠井 春彦(はるはる)
株式会社Tia.代表
数多くの著名人の美髪を手掛け、SNSの総フォロワー数は25万人。美髪セミナーの講師も務める。政府公認のアワード【カミカリスマ】にて1つ星受賞。Instagram:hrhk__hrhk