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【医師に聞く】秋冬の感染症一覧 「この症状は一体どれ?」マイコプラズマ、コロナ、インフル、溶連菌…判別や受診の目安
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この秋冬に流行する感染症一覧
市販薬で対処してもいい? 医師が教える受診の目安
「そうですね。コロナ対策自体が接触感染対策、飛沫感染対策なので、ここに挙げた感染症のほぼすべてに役立ちます。違いで言えば、咽頭結膜熱は目やになどから感染率が上がるので、タオルの共有を避けること。溶連菌は皮膚から入ると喉の症状とはまた別の症状を引き起こすので、肌を清潔に保つことも大事です。インフルエンザと新型コロナ感染症はご存じの通り、ワクチンが有効です。また、これら複数の感染症に同時に罹患することもあるので、心配な症状が出た場合は医師の指示に従ってください」
――ただ、あまりに皆が不安になりすぎて病院へ殺到すると、コロナ禍の教訓として、医療崩壊のような事態も起こると思います。何か患者自身ができることは?
「どれも風邪に似た症状が出るので、市販薬で様子を見てみるのが一つの方法。そこから、目やにがひどければ咽頭結膜熱かもしれないですし、喉の痛みが強いと溶連菌の可能性もある…と判断していくことです。ただ、とくにインフルやコロナは高熱が出るため、ご心配になることもあると思います。糖尿病などの持病がある方は合併症を起こす可能性もあり、重症化は避けなければなりません。そういったこともあるので、無理をせずに医師に相談してほしいと思います」
――オンライン診療で相談してみるのはどうでしょう?
「医師に相談だけでもしたい、自宅から出るのがつらい場合はオンライン診療を利用してみてください。とはいえオンラインだと、溶連菌が疑われるときに喉の奥がしっかり見られない、マイコプラズマが疑われるときに胸の音が聞けない…など十分な検査や身体診察ができない場合もあります。オンライン診療で処方された薬をまずは服用し、その後経過に応じて対面診療で相談へ移行するなど、臨機応変に活用していただければと思います」
監修者 クリニックフォア内科専門医
日本内科学会認定医。東京都済生会中央病院で研修後、同院にて糖尿病をはじめとした総合診療や医学教育に従事。現在は、若い世代の糖尿病など慢性疾患管理の向上などのため、質の高く、アクセスの良いプライマリーケアクリニックの実現や医療情報の提供を行っている。